アシックスの健康経営

ASICS健康経営宣言

アシックスは、従業員とその家族の"Well-being"（身体的・精神的・社会的に良好である状態）を目指し、健康推進活動を行っていきます。

ASICS Well-being が目指すもの

私たちは、「従業員による”Sound Mind, Sound Body”の実現」を目指し、「従業員一人ひとりのヘルスリテラシーの向上と定着」を方針に、5つの健康推進活動に取り組んでいます。

推進体制

アシックスの健康推進活動は、Well-being推進部を中心に年度方針と計画に基づいて実行されており、進捗状況やその内容については社長COOが監督を行っています。また、労働組合や従業員代表とも情報共有や協議の場を設けております。さらに、健康保険組合とは役割を明確にし、推進する体制を整えています。

労働安全衛生管理についてはこちら（PDF）

健康経営の数値目標

アシックスでは戦略マップの方針に基づき、

従業員の健康に関する4つの最終的な目標指標
そのために必要な5つの従業員の意識変容、行動変容に関する指標

を用いて活動の目標設定と検証を行っています。

健康関連の最終的な目標指標

		2022	2023	2024
アブセンティーズムの減少^※1	メンタル理由による休職者率	0.35%	0.28%	0.18％
	労働災害死亡者数	0人	0人	0人
	労働災害度数率^※2 （LTIFR）	0.00%	0.00%	0.00%
プレゼンティーズムの減少^※3	パフォーマンス発揮者率^※4	43.1%	44.6%	85.0％
多様な人財の活躍	女性管理職比率の向上	13.3%	14.7%	15.7%
多様な人財の活躍	障がい者雇用率の向上	2.4%	2.6%	3.1%
ヘルスリテラシー評価^※5	ハイリテラシー従業員比率^※5	15.6%	13.2%	28.2%

_{※１欠勤、休職により仕事ができない状態
※２ 100万延べ実労働時間当たりの労働災害による死傷者数をもって、災害発生の頻度を表したもの
　　休業災害度数率＝労働災害による死傷者数 / 延べ実労働時間数 × 100万
※３仕事を休んでいないが、健康上の問題が影響してパフォーマンスを発揮できていない状態
※４健康な状態で発揮できるパフォーマンスを100％とした場合に、健康上の問題を考慮しても80％以上のパフォーマンスが発揮できていると感じている人の割合。2024年度より、病気やけががないときに発揮できる仕事の出来を100%として過去4週間の自身の仕事をパーセンテージで評価した時の平均値を算出
※５ ①情報収集力②情報選択力③情報伝達力④情報判断力⑤自己決定力の各項目において5段階（１：全く思わない⇔５：強く思う）で評価を実施し、すべての項目において4もしくは５と回答した場合にハイリテラシーであるとしている。2024年度より、未回答者を母数に含めずに算出}

_{パフォーマンス発揮者率、ハイリテラシー従業員比率についてはASICS Well-being survey（健康に関する社内アンケート調査）より取得}_{（2022年度：回答者数723名/回答率67.8％　2023年度：回答者数727名/回答率66.5％　2024年度：回答者数766名/回答率77.4％）}

従業員等の意識変容・行動変容に関する指標

	2022	2023	2024
二次検診受診率	83.6%	74.3%	68.2%
BMI適正者率の向上	68.8%	66.0%	68.9%
喫煙率の低下	7.0%	7.1%	7.0%
スポーツ実施率の向上^※1	53.1%	51.9%	76.6%
高ストレス者の減少	11.5%	10.1%	11.3%

_{※1 スポーツ庁のスポーツ実施率（週1回以上の運動実施）に基づく}

様々な効果に関連する健康投資

健康投資	2024年度主な施策	参加率	従業員満足度
健康管理・増進体制の拡充	健康管理システム^※1	99.9%^※2	-
生活習慣の改善支援	ASICS SPORTS FESTIVAL	85.8%	88.0%
メンタルヘルス対応の強化	ラインケアセミナー	72.7%	94.1%
メンタルヘルス対応の強化	セルフケアセミナー	78.1%	96.1%
多様な人財が活躍できる職場環境	ジェンダーとジェネレーションにおけるヘルスリテラシー<e-ラーニング>	87.5%	82.8%