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日本の一般事業会社初!サステナビリティボンド発行

アシックスは、日本の一般事業会社初 環境配慮と社会課題の解決を目的とした社債である「アシックス サステナビリティボンド(株式会社アシックス第2回無担保社債)」を発行しました。発行額は200億円、発行年限は5年です。

サステナビリティボンドとは、資金の使い道を環境・社会の持続可能性に貢献する事業に限定した社債です。債券の発行体は、国際的な業界団体である国際資本市場協会(ICMA)の「サステナビリティボンド・ガイドライン2018」に則して、①調達資金の使途、②プロジェクトの評価と選定のプロセス、③調達資金の管理、④レポーティングの4つの要素を決定します。また、それらの妥当性について環境面や社会面での専門性を有する第三者機関から外部評価(セカンド・パーティ・オピニオン)を取得することが奨励されています。今回は、株式会社格付投資情報センター(R&I)からセカンドオピニオンを取得しました。

アシックスは、「私たちを取り巻く環境をまもり、世界の人々とその社会に貢献する」を企業理念とし、持続可能で公正なスポーツ用品業界の実現を目指すすべてのビジネスパートナーとともに、環境と社会に配慮した事業活動を続けています。

今後も引き続き、事業のあらゆる場面でサステナビリティに配慮した取り組みを推進し、持続可能な社会の実現に向けて、さらなる貢献に努めます。

サステナビリティレポート

アシックス サステナビリティボンドの概要

名称 アシックス サステナビリティボンド
株式会社アシックス第2回無担保社債(特定社債間限定同順位特約付)
条件決定日 2019年3月7日
発行日 2019年3月13日
発行年限 5年
発行額 200億円
発行利率 0.200%
サステナビリティプロジェクト
  • アシックススポーツ工学研究所の研究費用
  • 介護予防事業Tryus(トライアス)の開設・運営費用
  • ASICS KIDS GINZAの開店設備・工事費用
  • 山陰アシックス工業の増改築費用および米国ミシシッピ州配送センターの屋上ソーラーパネル設置費用
主幹事
  • 三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社(事務)
  • SMBC日興証券株式会社
  • 野村證券株式会社
  • みずほ証券株式会社
  • BNPパリバ証券株式会社
  • 大和証券株式会社
信用格付 A:株式会社格付投資情報センター(R&I)
セカンドオピニオン 株式会社格付投資情報センター(R&I)
発行登録追補書類 アシックス サステナビリティボンド発行登録追補書類

サステナビリティボンドに関する投資表明

アシックス サステナビリティボンドへの投資表明をしていただいた投資家をご紹介いたします(2019年3月13日現在、五十音順)。

  • 株式会社大分銀行
  • 株式会社京都銀行
  • 株式会社滋賀銀行
  • 大東京信用組合
  • 株式会社日本政策投資銀行
  • 労働金庫連合会

キャピタル・アイAwards “BEST DEALS OF 2018”特別賞を受賞

日本の資本市場の活動を報道するメディアである株式会社キャピタル・アイが選出する「キャピタル・アイAwards “BEST DEALS OF 2018”」※1において、当社のサステナビリティボンドが特別賞を受賞しました。

※1 引受証券会社および機関投資家へのアンケートをもとに、2018年度の債券・株式発行市場における優良案件・発行体を同社編集部が選出。

〇講評(受賞理由)
第2回 アシックス債(サステナビリティボンド)講評: 国内一般事業会社で初めてのサステナビリティボンド。研究費用や介護予防事業などの開設・運営費用、米国の自社倉庫の屋上ソーラーパネル設置費などを調達するための起債だった。債券の特性を生かしつつ並走銘柄の状況を踏まえたプライスに仕上げ、投資家層の拡大を実現した。

サステナビリティボンドレポーティング

発行の1年後から償還までの期間、「調達資金の充当状況」及び「 環境・社会改善効果」を年次でレポーティングします。レポーティ ング内容及びレビュー結果は年1回当社ウェブサイトに開示します 。


〇年次レポーティング

アシックス サステナビリティボンド レポーティング 2020年(2020年3月31日公表)

アシックス サステナビリティボンド レポーティング 2021年(2021年6月15日公表)

アシックス サステナビリティボンド レポーティング 2022年(2022年6月15日公表)

アシックス サステナビリティボンド レポーティング 2023年(2023年6月16日公表)

レポーティング実施にあたっては、 株式会社格付投資情報センターよりレビューを受けています。