健康経営を「見える化」し、活動をレベルアップ 「健康経営銘柄2020」に2年連続で選定
2020.03.02 PRESS株式会社アシックスは、このたび、経済産業省と東京証券取引所が主催する「健康経営銘柄2020」に選定されました。2年連続で、3度目の選定となります。
「健康経営銘柄」は、経済産業省が東京証券取引所と共同で、従業員などの健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる企業を選定するものです。東京証券取引所の上場会社の中から「健康経営」に優れた企業を選定し、長期的な視点からの企業価値の向上を重視する投資家にとって魅力ある企業として紹介をすることを通じ、企業による「健康経営」の取り組みを促進することを目指しています。
当社は、すべてのお客さまの健康をサポートし、価値ある製品・サービスを創出する企業として、従業員の心身両面における健康を最も大切な要素と位置付けています。個人の成長とともに企業が成長できる企業文化の醸成のため、従業員のより健康的な生活の実現を目指し、"健康経営"に取り組んでいます。
〇主な健康経営の取り組み
① 敷地内全面禁煙と就業時間内完全禁煙を制度化
2019年1月から、敷地内全面禁煙と就業時間内完全禁煙(敷地内外不問)を制度化しました。全社員に対して、禁煙達成者の体験談(禁煙のコツやエール)の社内イントラでの発信や、肺機能測定イベントなどの啓蒙活動を実施しました。対象者に対しては、個別面談や社内システムのチャット機能を活用し、卒煙トライ中の従業員へリアルタイムで卒煙サポートを行っています。これらの対策により、喫煙率は1年間で15.6%から11.9%に減少しました。
② ASICS Well-being Report発行により活動を見える化
全社員を対象に健康に関する調査「ASICS Well-being survey」を毎年実施し、健康診断やストレスチェックでは見えない生活習慣の課題を抽出しています。2019年は「姿勢」「睡眠」「口腔衛生」が課題として挙がったため、重点項目としてセミナーやイベントを実施した結果、改善傾向がみられました。 これらの取り組みおよび目標値を、ASICS Well-being Report(ASICS健康白書)として見える化し、健康経営の活動を広く公開しています。
③ 「HRビジネスパートナー」設置によるワークライフバランスのさらなる推進
HRビジネスパートナーを通じて、「ASICS Global Engagement Survey」やストレスチェックの結果を各部門の責任者に共有し、ワークライフバランスの実現や職場環境の改善に向けたアクションプラン作成のサポートを行っています。その結果、有給休暇取得率と総労働時間が改善しました。
社員向け卒煙セミナーの様子
〇株式会社アシックス 代表取締役社長COO 廣田康人 コメント
アシックスの創業哲学「健全な身体に健全な精神があれかし」は健康経営そのものであり、我々はすべてのお客さまの健康にかかわる企業として、社員自身が健康でなくてはいけないと考えています。そのためには、健康経営の取り組みに対する振り返りとブラッシュアップを行い、社員全員が常にイキイキと働ける企業であり続けたいと思います。
今年は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されます。世界中がスポーツで盛り上がるこの年に、自社開発した健康増進プログラム「ASICS HEALTH CARE CHECK」などを活用し、社員のみならず、世界中の人々が健康であり続ける世の中を創出していきます。
当社は今後も、創業哲学を体現すべく、従業員とその家族の “Well-being(身体的・精神的・社会的に良好である状態)” を目指した継続的な健康推進活動を行い、健康経営を普及拡大していきます。
〇アシックスの健康経営について
http://corp.asics.com/jp/csr/wellbeing
〇「ASICS HEALTH CARE CHECK」について
https://corp.asics.com/jp/press/article/2019-11-28-1