企業向け健康増進プログラム 「ASICS HEALTH CARE CHECK」を事業化

2019.11.28 PRESS

                 評価結果シート(表)

 アシックスは、心身の健康状態の測定、将来の健康寿命の予測および健康増進プランを提供する企業向け健康増進プログラム「ASICS HEALTH CARE CHECK」を事業化し、2020年1月から本格的な企業向けプログラムとして提供を開始します。

 本プログラムは、アシックススポーツ工学研究所が持つ人に対する測定・分析技術、運動プログラムに対する豊富な知見を活用することで、企業の健康経営推進を支援するサービスです。
 このたび、本格的な事業化に先駆け、2018年7月から本プログラムの開発にご協力いただいている、ロート製薬株式会社の全社員約1900名に本プログラムの提供を行いました。

 今後は、アシックスが運営している兵庫県神戸市のトレーニング施設「ASICS Conditioning Station」、東京都江東区豊洲の低酸素環境下トレーニング施設「ASICS Sports Complex TOKYO BAY」で、個人向けサービスとして提供を順次開始するほか、2020年以降、自治体向け健康増進サービスとしての展開なども検討していきます。

 当社は「スポーツでつちかった知的技術により、質の高いライフスタイルを創造する」をビジョンとして定め、中期経営計画「アシックス・グロース・プラン(AGP)2020」で「健康快適」を事業領域の1つとして設定しています。今回の取り組みは、これらを実現、達成するための一環として展開するものです。

〇株式会社アシックス 執行役員事業推進統括部長(2020年1月就任予定)
 小泉政明のコメント
  アシックスは「スポーツでつちかった知的技術により、質の高いライフスタイルを創造
 する」をビジョンに掲げ、従来型のモノ(製品)を通じたビジネスに加え、コト(サービ
 ス)の提案によるビジネス領域の拡大を積極的に推し進めています。
  その一環として、今回「ASICS HEALTH CARE CHECK」の本格的な事業化を決定しま
 した。本事業を通じて、3年目に15億円の売上を目指すとともに、本事業を起点としたさ
 まざまな可能性を模索していきます。
  また、2020年1月から事業推進統括部を新たに設立し、都市型低酸素環境下トレーニン
 グ施設 「ASICS Sports Complex TOKYO BAY」、機能訓練特化型デイサービス施設
 「Tryus(トライアス)」などとともに、健康快適事業を一括して取りまとめ、事業拡大へ
 のさらなる取り組みを本格的に開始します。

〇プログラムの特徴
 1.現在の健康度を評価
   「歩行能力」を中心に「体組成」「体力」「ストレス」「認知機能」の5つの要素を計
   測し、10段階で評価します。さらに各項目の結果を基に、「歩行年齢」※1、「体力
   年齢」※2、「脳活年齢」※3、それらを統合した総合健康指数である「健全年齢」
   ※4を当社の特許出願技術を利用した独自アルゴリズムで算出します。

 2.将来の健康寿命を予測
   「歩行年齢」「体力年齢」「脳活年齢」を基に将来の非健康状態になるまでの期間や
   転倒・疼痛リスクを独自アルゴリズムで予測します。
 3.健康増進プランの提示
   測定した健康指数を基に、無理なく継続可能な個別の健康増進プラン(筋力トレーニ
   ング、ストレッチ、ウォーキングドリルなど)を提供します。

   ※1 歩行年齢:“歩行能力”が何歳に相当するかを示すアシックス独自の健康評価指数
   ※2 体力年齢:“体力”が何歳に相当するかを示すアシックス独自の健康評価指数
   ※3 脳活年齢:“認知機能”が何歳に相当するかを示すアシックス独自の健康評価指数
   ※4 健全年齢:“歩行能力・体力・認知機能を総合した健康度”が何歳に相当するかを
           示すアシックス独自の総合健康指数

                評価結果シート(裏)

〇ご参考(2019年1月4日付けプレスリリース)
 “心と身体の健康状態の見える化”を通じて健康経営推進をサポート!
 企業向け健康増進プログラム 「ASICS HEALTH CARE CHECK」を開発
          https://corp.asics.com/jp/press/article/2019-01-04

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