アシックスと兵庫県が包括連携協定を締結 スポーツで培った知的技術を活用し地域課題解決をはかる
2022.12.20 PRESS左:齋藤 元彦 兵庫県知事 右:廣田 康人 株式会社アシックス代表取締役社長CEO兼COO
株式会社アシックス(本社:神戸市中央区、代表取締役社長CEO兼COO:廣田 康人、以下「アシックス」)は、兵庫県(知事:齋藤 元彦)とスポーツ振興や健康増進などの各種活動を通じた地域課題の解決ならびに地域経済の発展に公民連携で取り組むため、12月20日に「連携と協力に関する協定(包括連携協定)」を締結しましたのでお知らせします。
兵庫県は、県政の基本指針「ひょうごビジョン 2050」※1において、「自分らしく生きられる」「新しいことに挑戦できる」「誰も取り残されない」など5つの社会像を示し、県民をはじめ多様な主体が連携して「誰もが希望を持って生きられる 一人ひとりの可能性が広がる『躍動する兵庫』」の実現を目指しています。
アシックスは、1949年に創業者の鬼塚喜八郎がスポーツによる青少年の育成を通じて社会の発展に貢献することを志し、神戸で興した会社です。当社が掲げる「健全な身体に健全な精神があれかし」という創業哲学は、今日も当社のすべての活動の源泉となっています。将来ありたい姿を長期的な視点で表した「VISION2030」※2では、創業哲学を改めて中心に据え「スポーツでつちかった知的技術により、質の高いライフスタイルを創造する」のもと、「誰もが一生涯、運動・スポーツを通じて心も体も満たされるライフスタイルを創造する」ことを目指す姿として掲げています。
今回の協定は、兵庫県と当社のビジョンや目指す方向が一致していることから実現したものです。包括連携協定にかかわるすべてのアクションは、国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」と「ダイバーシティ&インクルージョン」の2つ視点を取り入れ、その実現を目指して実施します。
今後も兵庫県との取り組みを強化し、スポーツ振興や健康増進活動などを通じ県民のみなさまの心身ともに健康的で豊かなライフスタイルの実現をサポートします。
※1「ひょうごビジョン2050」について(兵庫県ホームページ)
https://web.pref.hyogo.lg.jp/kk07/vision/hyogo-vision2050.html
※2 アシックスの長期ビジョン「VISION2030」を策定(2020年10月5日付けプレスリリース)
https://corp.asics.com/jp/press/article/2020-10-05-1
〇兵庫県との包括連携協定の主な内容
- スポーツの振興に関すること
スポーツ参加機会の創出や運動能力向上への支援のほか、パラスポーツの普及啓発と理解促進など、誰もがスポーツに参画し、活力ある共生社会の実現に向けて連携する。 - 健康増進に関すること
スポーツで培った知的技術を活かした多世代に渡る健康づくり事業の展開や、デジタル技術などを活用した健康づくりのための新たな体制・手法の構築のほか、子どもの自発性や創造力を育む運動機会の創出に向けて連携する。 - 環境保全に関すること
県民の環境への意識を高める活動を推進し、循環型社会の実現に向けた取り組みについて連携する。 - キャリア教育に関すること
子どもたちの創造力や発想力の育成、および、ふるさと意識の醸成を図るため、兵庫型「キャリア教育」の推進に向けて連携する。