在宅勤務における心身の健康サポートも実施 「ASICS WELL-BEING REPORT 2020(ASICS 健康白書)」を公開
2020.06.11 PRESS アシックスは、このたび、社員の健康に関するさまざまな目標に対する進捗や最新の施策などをご紹介する「ASICS Well-being Report 2020」をアシックス コーポレートサイトに公開しました。
当社は、すべてのお客さまの健康をサポートし、価値ある製品・サービスを創出する企業として、従業員の心身両面における健康を最も大切な要素と位置付けています。個人の成長とともに企業が成長できる企業文化の醸成のため、従業員のより健康的な生活の実現を目指し、"健康経営"に取り組んでいます。
本レポートはその一環として発行するもので、今回で三回目となります。
同レポート内では、2019年の振り返り、2020年の施策の紹介、COO・CWO(Chief Well-being Officer)からのメッセージや健康維持に関する産業医からのコメントを掲載しているほか、健康経営関連の進捗状況をデータ化して数値で紹介し、読みやすく、健康への意識が自然と高まるような内容に努めています。
2019年は特に喫煙率に改善が見られ、2018年度に15.6%だった数値が2019年度は11.9%まで改善されました。2019年1月から敷地内完全禁煙を実施したほか、卒煙セミナーや卒煙ラリーなどのサポートを行った成果が現れました。2020年度には、さらに目標を高く設定し、10%以下を目指しています。
また当社では、新型コロナウイルス感染症拡大の防止を目的に、2月末から当社グループ社員を対象に在宅勤務を順次導入しています。そこで、本特別措置にともない、当社社員に対し、以下の健康推進サポートを実施しました。
①在宅勤務期間長期化による健康状態と働き方の変化に関する緊急アンケートの実施
当社社員に対し、オンラインでの緊急アンケートを実施しました。その結果、在宅勤務
のデメリットとして、回答者の54.4%が「運動する時間/運動量が減った」と答え、68.8%
が「コミュニケーションの不足」を挙げました。一方で、在宅勤務のメリットとして、
57.9%が「睡眠時間が増えた」、30.4%が「業務に集中する時間が増えた」との回答結果
を得ました。
現在、アンケートの結果をふまえ、社員限定のSNSコミュニティ「#STAYHOME」を立
ち上げ、在宅勤務期間中の健康や働き方に関する情報発信を行っています。
②運動不足への対応
緊急アンケートの結果を鑑み、当社が運営する都市型低酸素環境下トレーニング施設
「ASICS Sports Complex TOKYO BAY」(アシックス スポーツコンプレックス 東京ベ
イ)が提供を行った、自宅でできる簡単な筋力トレーニング動画『ASICS HOME
CHALLENGE「在宅筋務」』の紹介に加え、当施設による社員向けのオンライントレーニ
ング「ASCオンラインフィットネス」の提供を、4月末から継続的に行っています。
当社は、「健全な身体に健全な精神があれかし」を創業哲学に掲げています。今後も、創業哲学を体現すべく、従業員とその家族の “Well-being(身体的・精神的・社会的に良好である状態)” を目指し、継続的な健康推進活動を行い、健康経営を普及拡大していきます。
〇アシックスの健康経営について
http://corp.asics.com/jp/csr/wellbeing
〇『ASICS HOME CHALLENGE「在宅筋務」』について
https://corp.asics.com/jp/press/article/2020-04-15-3