PERSONAL INTERVIEW #29

株式会社アシックス
マーケティング統括部
マーケティング戦略部

2021年入社

アシックスを選んだきっかけは?

私は日本で生まれ育ち、12歳からシンガポール、オーストラリアで学生生活を送りました。そんな暮らしの中で自分のアイデンティティーは日本人であるという自覚が高まり、海外で日本の製品やサービスに触れる度に誇りに思うようになりました。就職活動中も「日本の会社の海外展開に携わりたい」という思いが常にありました。

培ってきた多様性と言語力が活かせるグローバルな環境で仕事ができるということが、アシックスの大きな魅力です。実際に現在も様々な国籍やバックグラウンドを持った社員の方とコミュニケーションを取りながら仕事をしているので、自分の強みを最大限に活かせる環境だと思っています。また、面接などで関わった社員の方々がとてもフレンドリーで、温かみや風通しの良さが感じられました。自分に合った社風だなと思ったこともアシックスを選んだ理由になります。

今の仕事内容について
具体的に教えてください。

トレード・リテールマーケティングチームに所属し、主に店頭でのマーケティングに携わっています。具体的には新しい商品がローンチされる度に、店頭での打ち出し方をディスプレイのデザイン含め外部業者と協業して制作しています。商品のコンセプトから店頭什器のデザインを考え、どうしたらより魅力的な見せ方ができるのかを毎回深く考えさせられるので、クリエイティビティやセンスが問われる業務だなと感じています。

また、デジタルとフィジカルを融合する取り組みとして「ASICS EXPLORE」というウェブサイトを立ち上げました。代表的なモデルであるGEL-NIMBUSとGEL-KAYANO が周年を迎えた年には、シリーズの歴史や世界観を3Dで体感できるようなバーチャルギャラリーを作成し、METASPEED PARISのローンチの際は東京マラソンをバーチャル体験できるコンテンツを展開。店舗と連携することで来店促進を高め、店舗のみの単発的なアプローチだけではなく、顧客と継続的なエンゲージメントを高められるプラットフォームを構築しました。毎シーズン新しいコンテンツをローンチしており、13ヶ国語にも対応しているので、国籍・言語を問わず世界中で楽しめるサイトになっています。

今後チャレンジしてみたいことは?

現在は主にリテールに特化したマーケティングに携わっていますが、将来的にはPRやデジタルなど、他の分野のマーケティングの仕事もしてみたいなと思います。高校生の頃から興味を持って勉強してきたマーケティングの幅広い実践的なスキルを身につけて、オールラウンダーとして活躍できるマーケターになりたいです。

また、海外オフィスに赴任して更にマーケットに近い立場で実践的な業務もしてみたいと思います。様々な角度からアシックスというブランドに向き合うことで視野を広げ、より多くの人にアシックスの良さを知ってもらう機会を作り出していきたいです。

*記載内容は取材当時のものです。