PERSONAL INTERVIEW #08

アシックスジャパン株式会社 
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営業部

体育専門学群卒業
2019年入社

アシックスを選んだきっかけは?

幼い頃からずっとスポーツをしてきたので、スポーツに携わる仕事がしたいという想いがありました。体育系学部の出身ですので保健体育の教員の道も考えました。しかしスポーツの世界は非常に幅広く、まだ発展途上であることを考えると一般企業の方が楽しんで働けるのではないかと考えました。
多くのスポーツ分野の企業・メーカーを受けましたが、その中でアシックスを選んだ理由は、「ものづくりへのこだわり」と「世界で戦える数少ないJAPAN BRAND」である点で、私の思い描く成長とマッチしていました。また面接のときにスベってしまい、その場をとんでもない雰囲気にしてしまったときも笑って受け入れてくれました。「転んでも立ち上がればよい」というスポーツマン精神が、こんなところにも根付いていて素敵だと思い入社を決意しました。

今の仕事内容について
具体的に教えてください。

総合職として入社し、現在は営業の仕事をしています。担当しているのは全国規模で展開しているスポーツ量販アカウント2社です。そのうち一つのアカウントの担当リーダーとして取りまとめも担っています。
具体的な業務内容は、各競技のバイヤーの方に商品を仕入れていただくための商談資料を用意すること。仕入れ契約を結んだら、納品のためのスケジュール調整やその後の売上計画を作成していきます。また年間スパンでの販売促進のマーケティングプランを練るのも仕事です。
さらに実際に店舗に出向いて、イベントの実施やスタッフの商品勉強会も行います。ユーザーに少しでも手にとっていただきやすいよう売場を工夫し、現場のスタッフの方々からの情報収集を社内で共有して、次の販売戦略につなげるのも大事な仕事です。
最近ではアカウントのECサイトやSNSの運用も販売に直結するので、定期的なメンテナンス、計画的な情報発信のための調整も担っています。
全国規模のアカウントを担当していると影響力も大きく、社内の会議にも頻繫に参加する必要があります。私はバスケットボールの全社的な販売戦略の立案、取りまとめも担い、アカウント軸だけでなく、社内のカテゴリー軸の仕事も兼任しています。
既存の取引のあるアカウントとの仕事がほとんどですが、そのアカウントに対する戦略の立案・実行は各営業担当の裁量が大きく、ある意味自由に仕事ができます。自分の強みを生かしてどのような戦略で売上を作っていくかは十人十色。責任も大きいですが、それと同時に楽しみもあります。頑張れば自分の考えを形にできる魅力的な仕事です。

今後チャレンジしてみたいことは?

営業は担当するアカウントの店舗やイベントの現場に出向くので、限りなくユーザーに近い位置にいます。ユーザーが求めていることを把握して社内に落とし込み、本当に求められている商品を市場に届けたいと考えています。チェーン店を担当している営業だからこその楽しみだと思います。
いっぽうでスポーツメーカーに入社したからには、根幹であるものづくりの現場にも携わりたいと考えています。商品企画やマーケティングの仕事をする上でも、大切なのはユーザーが求めているものを把握すること。自己満足な商品を作ってはダメだと思います。
またどのように商品を届けるかという視点も大切です。作って終わりでは本当の価値を提供できませんし、自分自身だけでなく会社の課題として認識しています。
顧客視点をしっかりと培ったうえで次の部署へステップアップしたいです。自分が作った商品を多くのユーザーに届けること。その人たちがスポーツの感動を享受できることが次の目標であり夢です。
またさらに先の未来では、商品軸だけでなく、サービスやデジタル分野でのスポーツの課題解決もアシックスでできればと思っています。スポーツの現場では様々な課題が山積しており商品だけでなく、様々なサービスも求められているのです。
例えばコロナ禍で失ったスポーツ実施の機会創出、ランニングのフォームの改善指導など、アシックスができることはまだまだあるはず。サービスの分野でもアシックスが一丸となって取組み、スポーツをもっと楽しめる世界が作れればと思っています。

*記載内容は取材当時のものです。