プレスリリース

アシックスが「SX銘柄2025」に初選定

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  株式会社アシックスは、このたび、経済産業省と東京証券取引所が共同で選定した「SX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)銘柄2025」※1に選定されました。当社が選定されたのは今回がはじめてです。

 「SX銘柄」とは、経済産業省と東京証券取引所が、東京証券取引所に上場している企業の中から、社会のサステナビリティ課題やニーズを自社の成長に取り込み、必要な経営変革・事業変革を通じて、長期的かつ持続的な企業価値向上を実現する先進的企業を選定・表彰するものです。第2回目となる本年は13社が選定されました。

 アシックスは、創業哲学「健全な身体に健全な精神があれかし(Anima Sana In Corpore Sano)」のもと、誰もが生涯を通して運動・スポーツに関わり心身ともに健康で居続けられる世界の実現をめざしています。中期経営計画2026では、「ブランド体験価値向上」を重点戦略の1つとして掲げ、お客さまとの直接的な接点を増やし、つながりを深めるために、付加価値の高いプロダクトやサービスの提供に取り組んでいます。また、企業価値向上のために戦略的に知的財産を活用し、知的財産と経営を一体化させた「知財経営」を実践している※2ほか、社内外のステークホルダーとの対話を重視したIR活動※3などSX推進の取り組みが高く評価され、「SX銘柄2025」に選定されました。

 今後も、創業以来つちかってきた知的技術を生かし、今まで以上に価値ある製品・サービスを提供するのはもちろん、社会的または経済的な理由で運動・スポーツへのアクセスが限られている方々を支援する新しい財団の活動※4などを通して、一層の企業価値向上に努めます。

〇評価ポイント
1.エコシステム構築によるブランド体験価値の向上
 顧客接点の拡大と顧客体験価値の最大化を図る上で、核となるのが「ランニングエコシステム」であり、ECでの購入データ、日常的なランニングデータ、ランニングレース登録データなどをロイヤリティメンバーシッププログラム「OneASICS(ワンアシックス)」の共通IDを軸に統合し、一人ひとりの顧客の理解を深めている。
 また、顧客行動をもとに、顧客ごとにカスタマイズされたコミュニケーションを実施することで、アシックスブランドへの愛着を深めブランド体験価値向上のループを創出している。

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ランニングエコシステムの全体像

2.知的財産と経営を一体化させた「知財経営」を実践
 
アシックス・オニツカタイガーというブランドが最大の知的財産であり、ブランドの保護やブランド価値の向上、企業価値向上のため、戦略的に知的財産を活用し、「知財経営」を実践している。

3.資本市場との双方向の対話の拡充
 
資本市場からのフィードバックを踏まえた改善案の検討・提案や、アナリストによる全執行役員向けの勉強会を開催するなど、資本市場との双方向の対話の拡充に努めている​。

※1 経済産業省ニュースリリース『「SX銘柄2025」「SX注目企業2025」を選定しました』
https://www.meti.go.jp/press/2025/05/20250514001/20250514001.html

※2 アシックスが「第1回知財・無形資産ガバナンス表彰」の優秀賞を受賞
(2025年3月26日付プレスリリース)
https://corp.asics.com/jp/press/article/2025-03-26

※3 アシックスが「IR優良企業賞2024」で「IR優良企業賞」および 「“共感!”IR賞」を2年連続受賞(2024年11月14日付プレスリリース)
https://corp.asics.com/jp/press/article/2024-11-14

※4 アシックスが一般財団法人ASICS Foundationを設立 より多くの人びとに、心身の健康を(2025年4月9日付プレスリリース)
https://corp.asics.com/jp/press/article/2025-04-09

【ご参考】
ASICS統合報告書2023
https://assets.asics.com/system/media_libraries/16657/file.pdf?_ga=2.2023
47409.1418643191.1740431233-695023894.1723016943

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