ワールドアスレティックス（世界陸連）難民選手団をオフィシャルスポンサーとしてサポート

　アシックスは、このたび、ワールドアスレティックス（世界陸連）難民選手団をオフィシャルスポンサーとしてサポートすることになりました。

　契約期間は2023年6月から2026年6月までの3年間です。今後は、U20チームを含めた同難民選手団へウエアやシューズなどの製品を提供するほか、アシックスが運営する世界各地の施設をトレーニングの場として利用いただきます。

　ワールドアスレティックス難民選手団は、紛争や迫害により故郷を追われた難民アスリートらにより構成され、IOC（国際オリンピック委員会）の難民選手団の一員として、第31回オリンピック競技大会（2016/リオデジャネイロ）で初めて競技に出場しました。以後、世界陸連が主催するほぼすべての大会に出場しています。

　今回の契約は、当社が「健全な身体に健全な精神があれかし」という創業哲学のもと、長期ビジョン「VISION2030」のテーマである「誰もが一生涯、運動・スポーツを通じて心も身体も満たされるライフスタイルを創造する」を体現すべく実現したものです。

　ワールドアスレティックス難民選手団は、現在、ケニア、イスラエル、フランス、スウェーデン、スイス、ドイツ、イギリスを拠点（滞在国）とする32名のアスリートで構成されています。選手は、8月19日から27日にかけて開催されるブダペスト2023世界陸上競技選手権大会に出場する予定です。

　アシックスは、2017年からワールドアスレティックスとオフィシャルパートナー契約を締結しており、2019年には新たに10年間の契約を結びました。ブダペスト2023世界陸上競技選手権大会を含め、2029年までの世界陸上競技選手権大会すべてにオフィシャルパートナーとして参画します。 

○ワールドアスレティックス会長　セバスチャン・コー氏のコメント　

　世界中で難民が増加傾向にある中、アシックスにこのような人道的な事業に参加いただけることを深く感謝しています。我々難民チームのプログラムは、優秀なアスリートたちの人生に変化を与え、彼らとともにスポーツの力を通じて困難な状況に置かれている何百万人もの人々へ力を与えています。

○株式会社アシックス 代表取締役社長CEO兼COO　廣田康人のコメント

　ワールドアスレティックス難民選手団をサポートすることができ、大変光栄に思います。非常に困難な状況に打ち勝って挑戦する選手たちの強い意志は世界に勇気を与えてくれます。アシックスは今後も、陸上競技のさらなる発展とともに、誰もがスポーツを楽しみ、心身ともに満たされる世界の実現に向け貢献してまいります。

○ワールドアスレティックス難民選手団について

https://worldathletics.org/athletics-better-world/athlete-refugee-team