「サステナビリティレポート2022」を公開
2023.06.16 PRESS
アシックスは、このたび、「サステナビリティレポート 2022」を公開しました。同レポートでは、2022年度のサステナビリティ活動のほか、中長期サステナビリティ目標達成に向けた進捗状況について報告しています。
〇「サステナビリティレポート2022」の特記事項
人と社会への貢献
・アシックス人権方針※1の策定及び人権委員会の設置
・委託先工場が健全な労働環境を維持できるよう、発注者として責任ある購買慣行を推進
・世界の人々における運動とメンタルヘルスの関係性を調査した「ASICS State of Mind Index(アシックスステートオブマインドインデックス)」※2を公開
・ 1日あたり「約15分9秒」の運動が精神状態にポジティブな影響を与える可能性があることを発表※3
・女性管理職比率がグローバルで33.7%から38.3%に
・グーグルの研究開発プロジェクトである「Project Guideline」を用いて視覚障がいのあるランナーを支援し、チームで参加できるバーチャルレース「ASICS World Ekiden 2022」を伴走なしで完走※4
環境への配慮
・当社事業所でのCO2排出量を22.0%削減(2015年比)
・石油由来のポリエステル材から再生ポリエステル材への切り替えを30%以上達成
・デジタル設計と3Dプリント技術を活用した「ACTIBREEZE 3D SANDAL」を開発※5
・温室効果ガス排出量が最も低いスニーカー「GEL-LYTE III CM 1.95」を発表※6
*2022年9月発表時、製品ライフサイクルにおける温室効果ガス排出量が開示されている市販シューズを対象としたデータに基づく
・サプライチェーンにおけるCO2削減推進のため、再生可能エネルギー調達などを促すグリーン調達方針を展開し、主要生産委託先工場と協働
・COP27での環境省の事業PasTI(ASEAN諸国の透明性向上を促進する事業)の発表で、代表的なケースとしてアシックスのサプライチェーンの気候変動への取り組みが選出
「GEL-LYTE III CM 1.95」
〇株式会社アシックス 代表取締役社長CEO兼COO 廣田康人のコメント
アシックスの長期ビジョン「VISION2030」の目標達成に向け、サステナビリティは鍵となるテーマです。
2022年は、環境面では、2050年ネットゼロに向けた大きな一歩として、温室効果ガス排出量が世界で最も少ないスニーカー「GEL-LYTE III CM 1.95」を発表しました。また、人権面では、バリューチェーンを通じた人権尊重の取り組みとして、アシックス人権方針を策定しました。
アシックスは、世界の人々の心身の健康とスポーツができる環境を守るため、今後も努力してまいります。
なお、「サステナビリティレポート2022」は、GRIスタンダード基準に則って作成しています。本レポートは当社ウエブサイトでご覧いただけます。
https://corp.asics.com/jp/csr/csr_reporting
当社のサステナビリティ活動の詳細については、以下をご覧ください。
※1 アシックスの人権方針について
https://corp.asics.com/jp/p/asics-human-rights-policy
※2 ASICS State of Mind調査のご紹介について
https://www.asics.com/jp/ja-jp/mk/smsb-state-of-mind-index
※3 「約15分9秒」の運動が、精神にポジティブな影響をもたらす スポーツがメンタルにおよぼす効果に関する研究成果について
https://corp.asics.com/jp/press/article/2022-03-31
※4 アシックスとグーグルが視覚障がいのあるランナーを支援 視覚障がいのあるランナー6人が「ASICS World Ekiden 2022」を伴走者なしで完走
https://corp.asics.com/jp/press/article/2023-01-18
※5 アシックスがもつ知的技術と3Dプリント技術を活用し、清涼感など アスリートの快適な履き心地にこだわったアフターパフォーマンス サンダル「ACTIBREEZE 3D SANDAL」を開発
https://corp.asics.com/jp/press/article/2022-07-16
※6 1.95kg CO₂eのカーボンフットプリントを実現 温室効果ガス排出量が最少のスニーカーを開発
https://corp.asics.com/jp/press/article/2022-09-16