デジタルを通じてランニングをより楽しめる場を提供! Zwift社とパートナーシップを締結
2022.02.10 PRESS アシックスは、このたび、Zwift, Inc.(本社:米国カリフォルニア州、CEO:Eric Min 以下、Zwift(ズイフト))と、オンライン上でのより魅力的なランニング体験の創出を目指し、パートナーシップを締結しました。
Zwiftは、オンライン上でレースやトレーニングができるサービスを展開しており、同社が提供するサイクリング・ランニングトレーニングアプリ「Zwift」は、世界で多くのランナーや、トライアスリート、サイクリストに使用されています。
「Zwift」は、フィットネス機器と連携することで、ランニングやサイクリングの動きをアプリ内のアバターと連動させ、バーチャル空間で世界中のユーザーや身近な知人と交流しながらレースやトレーニングに参加することができます。
取り組みの第一弾として、2022年6月に「Zwift」のワークアウトメニューに、アシックス独自のランニングトレーニングプログラムを追加します。このプログラム参加者は、自身のアバターがアシックスの契約アスリートのアバターと一緒にトレーニングできるほか、当社の最新シューズを着用できます。
そのほかにも、魅力的なランニング体験を実現するため、以下も検討しています。
【イベント開催】
チームで参加できるバーチャル駅伝レース「ASICS World Ekiden(アシックスワールドエキデン)」 などを「Zwift」限定版としてもあわせて実施。
【新製品との連動】
新製品の発売にあわせ、アバターが着用するデジタルシューズやウエアも展開。
【契約アスリートとの交流】
アシックス契約アスリートが「Zwift」のランニングワークアウトに参加し、「Zwift」ユーザーと交流しながらトレーニングを実施。
【当社アプリとの連携】
「Zwift」とフィットネス・トラッキング・アプリ「ASICS Runkeeper(アシックス ランキーパー)」などとの連携。
当社は、将来ありたい姿を表す長期ビジョン「VISION2030」で「デジタル」を中核テーマのひとつに掲げています。オンラインフィットネス・トレーニング業界で先駆的なサービスを提供するZwiftとのパートナーシップを通じて、進化を続けるデジタル技術を活用した新たなサービス、また、コミュニティ形成を目指し、アシックスが推進する「ランニングエコシステム」の構築につなげていきます。
〇株式会社アシックス 常務執行役員デジタル統括部長 富永満之のコメント
アシックスでは現在、デジタル戦略のひとつとして、デジタルビジネスの推進、拡大を行っています。今回、世界に多くのユーザーを抱えるZwiftとこのようなパートナーシップを通じ、新たな取り組みができることをうれしく思います。今後は、「ランニングエコシステム」におけるお客さまとの接点を増やすとともに、当社のランニングサービスの知見や経験を生かした、オンライン上での新たなランニング体験の提供を目指していきます。
〇サイクリング・ランニングトレーニングアプリ「Zwift」について
多人数参加型オンラインゲーム技術により、独自のファンタジー・アイランド「ワトピア」などのバーチャル空間で、世界各国の何千人ものランナーやサイクリストと一緒に走ることができます。また、トレッドミルなどのフィットネス機器にワイヤレスで接続し、現実世界での運動がアバターの動力源となり、ゲーム内を探検することができます。
さらに、参加しやすいレースやグループラン、体系的なトレーニングプログラムまで、より楽しく、夢中にさせる、社交的なフィットネス体験を目的としたさまざまなコミュニティを形成します。