「3次元足形計測を基点とした価値協創サービス」が 「第3回 日本サービス大賞」優秀賞を受賞

2020.10.28 PRESS

 アシックスは、このたび、公益財団法人日本生産性本部 サービス産業生産性協議会が主催する「第3回 日本サービス大賞」で、優秀賞を受賞しました。

 「日本サービス大賞」は、サービスの高度化と産業の発展を先導する、革新的な優れたサービスを対象としており、顧客のニーズを先取りしたり、顧客と一緒にサービスを改善したりしていくことで、私たちの生活を豊かにしている取り組みを表彰する制度です。 
 このたび、当社の「3次元足形計測を基点とした価値協創サービス」について、お客さまとの価値協創をグローバルで実現している点などが評価され、受賞に至りました。

〇3次元足形計測を基点とした価値協創サービスの概要
  ランナーやウォーキングシューズを選ぶお客さまなどを対象に、直営店で3次元足形計
 測を実施しています。顧客も気付いていない左右で異なる足の形状や走行のクセを定量的
 に分析し、目的に合わせて適切なシューズ・中敷・ソックスを選ぶことを可能としていま
 す。また、自分好みの素材やデザイン、自分の足にフィットする自分だけのシューズを注
 文できる「Footwear Order System」や、自宅で足形を計測しシューズを購入できるアプ
 リも展開しています。
  3次元足形計測機は、2002年から店頭に導入しており、現在は日本で約200台、海外 
 (欧米など)で約100台を配備し、100万人を超える足形データを蓄積しています。このデ
 ータを活用し、より良い商品やサービスの開発につなげています。

〇特に評価されたポイント
 1.3次元足形計測技術の活用により、それぞれの顧客に足の形状や走りのクセなどの新た
    な気づきを促進しつつ快適な履き心地を提供するという、顧客との「価値協創」を実
    現している。 
 2.足形計測により、製品仕様を世界の各地域に合わせるのではなく、顧客が自分に合っ
    たシューズ等を選択できるというサービスの力でグローバル展開の現地化に成功して
    いる。 
 3.店舗等で収集した100万を超える足形データの蓄積をモノづくりの強化にも活かし、製
    品機能と店舗サービスの融合で差別化を実現している。

〇株式会社アシックス 代表取締役社長COO 廣田康人のコメント
  このたびは、世界のお客さまの3次元足形データを「モノ」だけでなく「サービス」へ
 活用したビジネスモデルを評価いただき大変うれしく思います。今後は、デジタル技術を
 さらに活用し、より一人ひとりのお客さまに合ったパーソナルな製品・サービスの提供を
 通じて、世界の人々の健康で幸せな生活の実現に寄与することを目指します。

〇国内における3次元足形計測の概要と主な実施店舗
  3次元足形計測は、国内の直営店「アシックスストア」、「アシックスウォーキン
 グ」、「アシックスランウォーク」、「アシックスキッズ」などで実施しています。それ
 ぞれの計測概要と店舗一覧は以下をご参照ください。

【アシックスストア】
 https://www.asics.com/jp/ja-jp/mk/running/stores
【アシックスウォーキング/ランウォーク】
 https://walking.asics.com/jp/ja-jp/mk/store-feature
【アシックスキッズ】
 https://www.asics.com/jp/ja-jp/mk/kids/keisoku-fdigi
                   ※一覧には取り扱いのない店舗も一部含みます。

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