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新型コロナウイルス感染症の影響に伴う生産委託先工場及び工場従業員への支援

新型コロナウイルス感染症の拡大は、世界のサプライチェーンに大きな影響を及ぼしています。

アシックスは、サプライヤーである生産委託工場の事業継続と工場従業員保護の取り組みを支援し、そこで働く人々が健康で安全に働けるよう努めています。

また、国際労働機関(ILO)による世界中の衣料品産業に向けて提唱された、新型コロナウィルスの脅威に立ち向かい、工場とそこで働く人々を守るための「Call to Action(行動の呼びかけ)」に賛同しており、ILO、及び同機関と国際金融公社(IFC)の共同プログラムである「ベターワーク」などと連携しながら以下に取り組んでいます。

1.生産委託工場で働く人々の健康と安全を守るための支援

  • 工場での衛生管理強化および従業員への賃金支給や現地政府の支援に関する「ベターワーク」のガイドラインを生産委託工場に提供しています。

  • 工場で働く人々を感染リスクから守るため、工場内での安全衛生策の実行(手洗い、マスクの着用等)を生産委託工場に求めています。

  • 難しい状況下ではありますが、一時的に工場が閉鎖された場合も各国の法律や現地政府の指針に従い適切に賃金を支払うよう、生産委託工場に求めています。

  • 工場従業員の権利や安全に対する不当な扱いがあった場合、アシックスホットライン導入済みの生産委託工場については、工場従業員から当社へ直接通報できる体制を敷いています。

2.生産委託工場への支払い等の対応

  • 市場の状況を鑑みながら、今後も発注するよう最大限努めます。

  • 完成品に対する支払いを行います。

  • キャンセルに伴う仕掛かり品については、仕掛かりの状況に応じ適正に支払う、または、今後再利用に努めるなど、サプライヤーである生産委託工場に不利益が生じないように対応します。

  • 将来の発注予定など、サプライヤーである生産委託工場と緊密な意思疎通を図ります。

  • 発注変更による生産委託工場の財務面への影響に関して、生産委託工場と誠実に対策を協議していきます。

 当社は、引き続き新型コロナウイルス感染症によるサプライチェーンへの影響を注視し、専門機関や業界団体などと連携して、今後も必要な措置を講じていきます。


以上