アシックス・アクセラレーター・プログラムとは?
アシックスの創業者である鬼塚喜八郎は、スポーツを通じて若者たちの健やかな心身の成長を支えたいという思いから、あらゆるスポーツに必要であるにもかかわらず満足なものがなかったスポーツシューズづくりに人生を捧げることを心に決め、1949年に当社の前身である鬼塚商会を興しました。「最初に高いハードルを超えられれば、その後のハードルもどんどん超えられる」という考えから、当時最も難しいと言われていたバスケットボールシューズを最初に手掛けました。ところがスポーツシューズ作りに関してはまったくの素人。練習場で球拾いをし、目の前の選手のニーズを汲み取り、改良に改良を重ねてようやく、品質に自信をもてるバスケットボールシューズを完成させました。まさに、失敗と成功を繰り返しながら夢を追い続けた熱き起業家でした。
そして、今日のアシックスはその創業の精神を受け継ぎ、ビジョンである「スポーツでつちかった知的技術により、質の高いライフスタイルを創造する」を実現すべく、高度な技術開発に挑戦し、スポーツ用品を中心とする事業領域において革新的な製品、サービスの創出に取り組んでいます。
アシックス・アクセラレーター・プログラムは、社会問題の解決に日々励む熱い起業家を応援し、起業家の皆さまと共同して新しい価値を生み出すことを目指して、2019年に”ROAD TO 2020”をテーマとして初回開催し、2021年には”Sound Mind, Sound Bodyをテーマとして2回目の開催を行い、それぞれ4社のスタートアップ企業を採択しました。