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製造における環境負荷

これまでの製品のライフサイクルアセスメント(LCA)の取り組みから、シューズ製品に関連したCO2排出量の多くが製造工程や材料調達で発生していることが分かりました。アパレル製品の場合は、製造段階と製品の洗濯における環境負荷が多くを占めます。サプライチェーンにおけるステークホルダーとの協働を通じて、これらの環境負荷の低減に取り組んでいきます。

2030年CO2排出量削減目標の達成に向けて

2030年までにCO2排出量削減目標を達成するために、取引工場と積極的に連携し、1次生産委託先工場でのエネルギー使用量を2015年比で50%削減します。また、再生可能エネルギーへの切替えを支援し、1次生産委託先工場での使用電力を85%再生可能エネルギーに切替えることを目指します。

取引工場との協働

当社は、取引工場との協力関係を構築し、サプライチェーン全体での環境負荷の低減に継続的に取り組みます。

2020年、環境サステナビリティは、当社フットウエア製造部門が毎年実施している工場評価にさらに組み込まれ、環境サステナビリティに注力している取引工場へのインセンティブにつなげています。

Higg FEMによる分析

当社のサプライチェーンにおける環境負荷の15%以上は1次委託先工場に起因し、2次委託先工場やそれより上流のサプライヤーに起因する環境負荷はさらに大きいです。当社は戦略的パートナーである1次委託先工場と主要2次委託先工場に、サステナブル・アパレル連合(SAC)のヒグ工場・施設環境モジュール(Higg FEM)への回答を通じて、環境データや取り組みの共有をお願いしています。Higg FEMを通じて、取引工場のサステナビリティ戦略全体や環境サステナビリティをどのように管理しているかの理解を深めています。

1次委託先工場の環境負荷の低減

当社は、1次委託先工場と密に連携し、工場での環境負荷の低減につながるよう、製品設計や製造工程の改善に取り組んでいます。また、工場での環境マネジメントシステムの導入を推奨し、ベストプラクティスを共有しています。

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