ASICS 創業理念

ASICSは鬼塚喜八郎によって創業されました。彼は当初から、スポーツには人々の気分を高揚させ、積極性を生み、ものごとを前進させる力があると理解していました。私たちは、創業以来、「健全な身体に健全な精神があれかし」 を表す "Sound Mind, Sound Body"の実現を目指して事業活動を推進してきました。​

遊びやスポーツへの参加を支援することで、ASICSは次世代および社会の、心身両面にわたり健全な発展をサポートすることを目指しています。また、必要とする人々にポジティブな影響を与えられるよう取り組んでいます。

Right To Playとは

国際非営利団体であるRight To Playは、スポーツと遊びのプログラムを通して、子どもたちを保護、教育し、逆境を乗り越えられるよう力強く支援しています。団体は世界中の最も困難で危険な状況に置かれた地域に手を差し伸べ、子どもたちが卒業まで学校に通い、搾取に抵抗し、偏見を乗り越え、病気の蔓延を防ぎ、戦争のトラウマを癒やせるよう支援しています。

彼らは子どもたちの人生において、最も基本的な力のひとつである遊び(スポーツを含む)を活用して、彼らが自身の学習および人生における障壁を取り除き、チャンスを活用するために必要不可欠なスキルを教えています。

訓練を受けた地元の教師やボランティアコーチ指導のもと、Right To Play は費用対効果が高く、持続可能で人生を変えるプログラムを、さまざまな社会課題に直面する子どもたちに提供しています。

Right To Playについて

スポーツと遊びを通して世界中の子どもたちを支援する

10万人

を超える子どもたちがレバノンおよび東アフリカにおいて、私たちのサポートを通じてRight To Play プログラムに登録しています。

25,951人

のRight To Playのコーチがレバノンおよび東アフリカにおいて、私たちのサポートを通じて訓練を受けています。

「話すのは好きじゃないけど、悲しいときに何かしたい。
この感情を人に向けるのではなく、ボールに向けたいです」

プログラムに参加者した子どもからのコメント

アフリカにおけるプログラム (2021-)​

2018年、ASICSは Right To Playを地域支援のグローバルパートナーに指名しました。また2021年以降、ASICSは東アフリカ(ウガンダ、ブルンジ、モザンビーク、タンザニア)において困難な状況に置かれた子どもたちを対象とした Right to Play 公式プログラムを支援しています。​

​​これらのプロジェクトを通して、子どもたちにスポーツ活動ができる安全な環境および楽しい時間を過ごしながら友達を作る機会を提供しています。​
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ASICSは、これまでに20万人以上の人々(子どもたち、その両親および地域のメンバー)が支援を受けられるよう、パートナーシップを通じてサポートしてきました。

セネガルでのRecarf-JEU プロジェクト例

Recarf-JEU プロジェクトは、2020年のジェンダー不平等指数(GII)で160カ国中130位に順位付けされたセネガルの女子および成人女性のエンパワーメントを支援しています。​

このプロジェクトではスポーツと遊びを、リーダーシップやコミュニケーション、自尊心などの重要なライフスキルの習得の手段として活用し、それによって女の子が主体性を高めたり、男の子がポジティブな男性らしさを高められるようサポートしています

レバノンでのプログラム​

レバノンにおいて、シリアからの難民の子どもたちは安全にスポーツや遊びを楽しむことができません。これらの若者の多くは社会から取り残され、結果として暴力的な集団に引き込まれるリスクを負っています。​

ASICSは2018年に Right To Play と協力してこのプロジェクトを立ち上げました。それ以来、スポーツに焦点を当てた活動はレバノンに住むシリア難民に将来への希望を提供しています。​

これまでこのプログラムを通じて7,000人以上を支援し、115人のコーチを育成してきました。​この活動は好意的に受け入れられ、継続的なプログラムとして地元の学校の体育の授業に取り入れられました。
活動の様子を映像で紹介しています。(画像をクリックください)

「若い女の子たちが、初めて自発的に自身の生活や我慢していることについて語りました。
涙ながらにも彼女たちは自分の気持ちを表現することができました。
それは自尊心向上において大きな一歩であると私は思います。」​

​セドゥ州のRecaf JEUプロジェクトコーディネーター