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トップメッセージ

AGP2020初年度として今後の成長に向けた基盤固めを推進

 2016年1月から新たな中期経営計画「ASICS Growth Plan(AGP)2020」がスタートし、その1年目が終了しました。AGP2020では、商品企画から販売まですべてのプロセスを、お客様と直接的なコミュニケーションが可能なDTC※起点に転換し、2020年12月期に売上高7,500億円を達成することを目指しています。

 当期は、米国でのお客様の嗜好の変化と購買チャネルの変化などにより連結売上高は減収、営業利益で減益となるなど、やや厳しい結果となりました。しかしながら、当社グループが 持続的に成長するための足場固めが進んだ重要な1年でした。具体的には、米国子会社で経営体制を刷新するとともに、販売ネットワークを再構築し、お客様のニーズに応じた新商品・サービスを最適なチャネルで投入する仕組みを構築しています。さらに、2016年3月のFitnessKeeper社の連結子会社化に続き、革新的なデジタル技術の開発を行う拠点をボストンに設置し、多様なデジタル戦略を展開することが可能となりました。また、構造改革を実施した日本では、売上高が前期から微減ながらも営業利益が2.5倍以上となるなど、収益性が飛躍的に改善しています。


 ※DTC(Direct to Consumer): 直営店および自社運営のEコマースの総称


欧米ではトレンドの変化に対応して顧客基盤を拡大

最重要市場である米国では、スポーツ用品市場は引き続き成長しているものの、そのトレンドは変化しています。コア事業であるランニングでは、近年、女性や若者を中心に、従来の ようにフルマラソンのタイムを競うのではなく、より楽しさ、仲間とのつながりを重視するものに変化したり、また、スポーツ ウエアを普段着として使う機会が増えています。今後はこのようなトレンドの変化に対応し、直営店の出店拡大に加え、 FitnessKeeper社の知見を活用してお客様とコミュニケーションを行うことで、顧客基盤を拡大していきます。

 欧州は現地での売上は堅調ですが、米国と同様のトレンドが広がりつつあるのを感じています。米国での事例を活かしながら、流通網の整備を行っていきます。


新興国でのマーケティングを強化

新興国での「顧客基盤の拡大」はAGP2020のコア戦略の1つであり、近年は、中国での当社の売上高が急速に拡大しています。中国では、政府による健康政策によって国民の健康意識が高まっており、各地でマラソン大会も開催されています。今後の飛躍的な市場の成長が期待できるため、2016年にオープンした旗艦店「アシックスストア上海フアイハイロード」を核にブランディングを一層強化し、さらなる事業拡大を目指します。その他、アジアや南米など、成長が期待できる国や 地域に現地法人を設立し、直接販売を進めます。


日本では外部パートナーと連携し、新たな価値を提供

日本では、カテゴリーの選択と集中や効率的な販売体制の構築などの構造改革を行ってきた結果、収益性が大きく改善しています。2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会を控えてスポーツに対する関心が高まるなか、日本の販社は最も先進的な地域販売子会社になるという大きな目標を掲げています。政府や自治体、大学、企業、NPOやスポーツ団体などの外部機関と連携し、商品の販売にとどまらない新たな価値の提供を目指します。


ダイバーシティを推進し、持続的な成長体制を構築

グローバル経営体制の強化に向け、海外経験の豊富な取締役の選任、外国籍の幹部や従業員の積極的な採用、市場をリードする地域に本社機能の一部を設置するなど、グローバルな視点で最適な意思決定と業務執行ができる体制も構築しています。また当期においては、取締役会議案を絞込み、企業価値向上に資する重要な案件について、取締役会で徹底的に議論できる体制としました。

 多様な国籍の人財登用が進む一方で、今後は女性の活用が当面の最大の課題と認識しています。スポーツを楽しむ女性が増えるなか、新たな商品・サービスの開発に女性の視点が必須です。女性の管理職登用を加速し、企業活動全般で女性の活躍を推進します。


日本発のブランドとして世界での存在感を発揮

アシックスは、「True Sport Performance」ブランドとして、アスリートが最大限のパフォーマンスを発揮できる高機能・高品質な商品を提供し、成長してきました。ランニングを中心としたアスレチックスポーツ事業領域は企業価値向上のためには重要であり、引き続きグローバルレベル強化してまいります。

一方で、スポーツ市場の裾野が広がっており、女性や若者を中心に、トレーニングを日常生活に取り入れたり、スポーツウエアを普段着として使う機会が増えています。そのため、AGP2020では、「トレーニング」を重点カテゴリーの1つとしています。機能性に加え、デザインでもお客様に選ばれる商品を提案し、早期に収益の柱となるよう育成していきます。

アシックスはこれからも、独自の優位性を活かした事業展開によって日本発のブランドとして世界で存在感を発揮し、持続可能な成長を目指します。株主の皆様におかれましては、一層のご理解とご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。


2017年3月

代表取締役会長兼社長CEO 尾山 基