全世界の直営店で2020年から順次切り替え 使い捨てプラスチック製ショッピングバッグを廃止へ
2019.11.12 PRESS アシックスは、サステナビリティに配慮した取り組みの一環として、全世界の直営店を対象に、当社商品の購入時にお渡ししている使い捨てプラスチック製ショッピングバッグの2020年末での全廃を目指し、環境配慮型紙製ショッピングバッグに順次切り替えることを決定しました。
これにより、日本国内ではショッピングバッグに使用していたプラスチック約26トンを削減できます。
この取り組みは、2019年7月に策定した「サステナブルパッケージ方針」に基づくもので、当社が展開している全ブランド(「アシックス」「オニツカタイガー」「ホグロフス」)の全直営店を対象にしています。
〇サステナブルパッケージ方針について
【グループ全体方針】
バリューチェーン全体を通して使い捨てプラスチックの使用を廃止し、使わざるを得ないもの
については環境配慮素材に順次切り替える
【グループ全体方針の詳細(一部抜粋)】
・全ての使い捨てプラスチック製ショッピングバッグをFSC認証紙*または再生紙のショッピ
ングバッグに切り替える
・現在の紙製ショッピングバッグでFSC認証紙または再生紙でないものは、FSC認証紙または
再生紙に切り替える
・シンプルデザインへ変更してインクの使用量を削減する(植物由来インク、水溶性インクな
どサステナブルなインクを使用)
また、直営店では、環境配慮型紙製ショッピングバッグの導入に加え、リサイクル材を使ったハンガー、リサイクル可能なマネキン、FSC認証材を使った床材や什器の採用など、店舗デザインの環境配慮を進めているほか、製品および事業所でも、以下の取り組みを行っていきます。
・シューズアッパー(甲被)、ウェアで100%再生ポリエステル材への切り替えを推進
・事業所での使い捨てプラスチック(カップ等)の廃止を推進
当社は、「私たちを取り巻く環境をまもり、世界の人々とその社会に貢献する」を企業理念の一つに掲げ、持続可能で公正なスポーツ用品業界の実現を目指す全てのビジネスパートナーとともに、社会と環境に配慮した事業活動を続けています。
今後も引き続き、事業のあらゆる場面でサステナビリティに配慮した取り組みを推進し、持続可能な社会の実現への貢献に努めます。
*FSC認証:
FSC(Forest Stewardship Council®:森林管理協議会)が運営する国際的な制度。適切な森
林管理が行われていることを認証する「森林管理の認証(FM認証)」と森林管理の認証を
受けた森林からの木材・木材製品であることを認証する「加工・流通過程の管理の認
(CoC認証)」の2種類の認証制度がある。