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持続可能性に配慮した調達を推進 中国・上海で「サプライチェーンCSRセミナー」を開催

2019.10.08 PRESS

 アシックスは、10月29日に中国・上海市で、現地の縫製工場や素材メーカーなどを対象とした「サプライチェーンCSRセミナー」を開催します。
 当セミナーは、アシックスが2004年から取り組んでいるディーセントワーク(人間らしい、誇りある仕事)の推進、また、来年開催される東京2020オリンピック・パラリンピックでも提唱されている、持続可能性に配慮した調達を推進するために実施します。本セミナーを通じて、当社CSR活動の目的と要求を説明することに加え、具体的事例を通してCSR管理の理解を深め、工場経営に自主的に生かしていただくことを目的としています。

 昨年開催した同セミナーでは、労務管理と労働衛生の取り組みや環境規制の対応についての講習を行い、現地のサプライヤー61社89人が参加しました。 
 このたび開催するセミナーでは、今年実施した監査で課題が見られた、消防安全、化学品安全、労働時間を中心に、近年同国で厳しさを増している環境規制の動向をふまえ、環境分野の内容も含んだプログラムを実施します。また、今回新たに「ASICS Best Supplier Award」と称し、2018年から2019年にかけて特に評価が高かった工場を表彰します。その取り組みを参考にしていただくとともに、各工場のモチベーションアップをはかります。

【「サプライチェーンCSRセミナー」開催概要 】 
 日時:   2019年10月29日(火) 9:00~17:00 
 場所:   中華人民共和国上海市/Shanghai Mart 
 講演内容:(1)当社CSR方針の紹介
      (2)消防安全、化学品安全、労働時間について
      (3)ASICS Best Supplier Award発表
      (4)環境規制の対応

 当社は、2004年にサプライチェーンCSRに関する方針を策定し、労働および人権に関連するCSR課題の解決に努めてきました。工場を監査して問題点の改善に取り組む活動のほか、CSR管理に関する情報を提供して工場独自の改善に役立てていただく活動も行っています。 
 また、自社だけでは解決が難しい社会課題に対し、外部のステークホルダーとの協働を進めており、その一環として、日本企業で初めてILO(国際労働機関)の工場改善プログラム「ベターワーク(BW)」のメンバーとなっています。

 当社は、今後も外部の団体、他企業およびサプライチェーン上のすべてのステークホルダーの協力を得ながら、ディーセントワークの実現に努めていきます。

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