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スポーツメーカーで世界初 「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」提言への 賛同を表明

2019.06.12 PRESS

 アシックスは、このたび、金融安定理事会(FSB)により設置された「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」提言への賛同を、スポーツメーカーとして世界で初めて表明しました。
 今後は、TCFDの提言に基づき、気候変動が事業に与えるリスクと機会の両面に関して、戦略・リスク管理・ガバナンスなどの観点から、積極的に情報開示を進めていきます。

 当社では、「私たちを取り巻く環境をまもり、世界の人々とその社会に貢献する」を企業理念の一つとし、持続可能で公正なスポーツ用品業界の実現を目指すすべてのビジネスパートナーとともに、社会と環境に配慮した事業活動を続けています。
 その具体的な施策として、「2030年に向けたCO2排出量削減目標」を以下のように掲げています。
 ・事業所におけるCO2排出量を33%削減(2015年比)
 ・サプライチェーンでのCO2排出量を製品あたり55%削減(2015年比)

 また、このたび、気候変動をはじめとするサステナビリティのリスクと機会を取締役会が監督する体制を強化すべく、すでに常設していたリスクマネジメント委員会に加え、株式会社アシックス代表取締役社長COO廣田康人を委員長としたサステナビリティ委員会を新設します。
 サステナビリティ委員会では、事業活動を通じて社会や環境の問題を解決すること、その取り組みを通じて、お客さまをはじめとするステークホルダーのみなさまとのエンゲージメントを高め、当社のブランド価値を向上させることを目指します。

 当社は、今後も引き続き、事業のあらゆる場面でサステナビリティに配慮した取り組みを推進し、持続可能な社会の実現に向けて、さらなる貢献に努めます。

〇ご参考:気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)について
  TCFD とは、Task Force on Climate-related Financial Disclosures の略で、気候変動がも
 たらすリスクおよび機会の財務的影響を把握し開示することを目的に、主要国の中央銀行や
 金融規制当局などが参加する国際機関であるFSB によって設立されたタスクフォースです。
 6月12日現在、金融機関や企業、政府など世界で 780 を超える機関が TCFD の提言に賛同し
 ています。

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