国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」に沿った活動を報告 「サステナビリティレポート 2018」を公開

国名: Japan
リリース日: 2019.05.13


 アシックスは、このたび、「サステナビリティレポート 2018」を公開しました。同レポートでは、2018年度のサステナビリティ活動のほか、中長期サステナビリティ目標達成に向けた進捗状況について報告しています。
 当社のサステナビリティ活動は、「環境への配慮」と「人と社会への貢献」の2つに重点を置いており、いずれも国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」に沿った活動を推進しています。

〇「サステナビリティレポート2018」の特記事項
 - 2030年度CO2排出量削減目標が国際的イニシアチブ「Science Based Targets(SBT)イニ
   シアチブ」※1より承認。
 - 2020年に向けたCO2排出量削減目標を2年前倒しで達成。
 - 次世代高機能素材として注目されるセルロースナノファイバー(以下、CNF)を活用し
   たシューズを世界で初めて商品化。
 - 全国のみなさまから回収したスポーツウェアを基に東京2020オリンピック・パラリンピ
   ック※2の日本代表選手団公式スポーツウェアとして再生するプロジェクト「ASICS
   REBORN WEAR PROJECT」を始動。
 - 日本の企業で初めて「Leather Working Group」に加盟。
 - 国際NPO「Right To Play(以下、RTP)」と協力し、レバノンで暮らすシリア難民の子
   ども達を支援するプロジェクトを開始。
 - 国際パラリンピック委員会とオフィシャルサプライヤー契約を締結。
 - 移民労働者の権利を守るため「責任ある雇用に関する宣言」に署名。

〇株式会社アシックス代表取締役会長CEO尾山基のコメント
  アシックスの創業理念は、世界中の人々に心身共に健康で幸せな生活を実現して欲し
 い、という私たちの願いそのものを表しています。この理念のもと、当社ではアシックス
 サステナビリティビジョンを策定しています。環境および人と社会に着目したサステナビ
 リティ活動を通じ、健康で持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

 当社では、環境配慮の取り組みを推進する具体的な目標として、「2030年に向けたCO2排出量削減目標」を以下のように掲げています。
 ・事業所におけるCO2排出量を33%削減(2015年比)
 ・サプライチェーンでのCO2排出量を製品あたり55%削減(2015年比)

 2018年度に設定した本目標は、国際的イニシアチブ「Science Based Targets(SBT)イニシアチブ」より「パリ協定」の「2℃目標」を達成する上で科学的な根拠がある水準と認められ、2018年8月1日付で承認されました。また、本目標を達成するための具体的な施策として、以下の3つの戦略に基づき、さまざまな取り組みを推進しています。
 ・事業所での再生可能エネルギー比率を60%以上に拡大
 ・1次生産委託先工場でのエネルギー使用量30%削減(製品あたり)
 ・シューズアッパー(甲被)およびウェアのポリエステル材を100%再生ポリエステル材に
  切り替え

 また、2015年度に設定した2020年に向けたCO2排出量削減目標は、下記の通り2年前倒しで達成することができました。
 ・「事業所におけるCO2排出量を5%削減」という目標に対し、2018年度は19.2%削減
   (2015年比)
 ・「生産委託先工場でのCO2排出量を10%削減」に対し、2018年度は15.9%削減(シュー
    ズ1足あたり、2015年比)

 なお、「サステナビリティレポート2018」は、GRIスタンダード基準に則って作成しています。本レポートは当社ウェブサイトでご覧いただけます。
           https://corp.asics.com/jp/csr/csr_reporting

 当社のCSR およびサステナビリティ活動の詳細については、以下をご覧ください。
              https://corp.asics.com/jp/csr


〇「環境への配慮」
 - アシックススポーツ工学研究所では、製品のサステナビリティと機能の両方を向上させ
   る技術革新を生み出し、製品に順次適用しています。2018年には、次世代高機能素材と
   して注目されるCNFを使用したシューズ「GEL-KAYANO 25(ゲルカヤノ25)」を世界で
   初
めて商品化しました。CNFは、木質資源を原料とする極細繊維で、鋼鉄の5分の1の軽
   さ
でありながら、その5倍以上の強度を有します。
 - 2018年には、米国、欧州および日本で使用済み製品のリサイクルを開始する準備を整え
   ました。
   特に日本では、2019年1月に「ASICS REBORN WEAR PROJECT」 を始動し、日本中か
   ら思い出の詰まったスポーツウェアを回収し東京2020オリンピック・パラリンピックの
   日本代表選手団の公式ウェアに再生する取り組みを行っています。※2
 - さらに、当社は日本の企業で初めて「Leather Working Group」に加盟しました。同グル
   ープは皮革業界で環境対策の審査を行う、マルチステークホルダーからなる組織です

〇「人と社会への貢献」
 - 当社は国際NPOであるRTPの提携企業となっています。同団体は、スポーツを楽しむこ
   とで生まれる力を活用し、恵まれない状況にいる子ども達に社会的な力を与えることを目
   的としています。昨年にはRTPと協力し、レバノンで暮らすシリア難民の子ども達が、ス
   ポーツ
を通じて前向きに生きられるよう支援するプロジェクトを開始しました。
 - 健全な共生社会に寄与するべく、国際パラリンピック委員会(以下、IPC)のオフィシャ
   ルサプライヤーとなりました。2020年に向けて開催されるIPC各種大会の運営スタッフと
   一部アスリート、および東京2020パラリンピック競技大会のIPCスタッフに当社製品を提
   供します。
 - 製造業界における移民労働者からの搾取を防止するべく、約120社とともに、「責任ある
   雇用に関する宣言」に署名しました。これは、移民労働者に対する責任ある雇用と倫理的
   な雇用慣行を目指す業界全体の取り組みです。


   ※1 : SBTイニシアチブは、産業革命前からの気温上昇を2℃未満に抑えるための科学的根
    拠に基づいた温室効果ガスの排出削減目標の達成を目的として、CDP、国連グロー
    バル・コンパクト、世界資源研究所(WRI)、世界自然保護基金(WWF)の4団体
    が、2015年に共同で設立しました。2019年5月13日現在、日本企業42社を含む世界
    で212社が認定を受けています。
    ※2 : アシックスはオリンピック・パラリンピック日本代表選手団のゴールドパートナー
     (スポーツ用品)です。

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