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ディーセントワーク推進の一環として 中国・上海で「サプライチェーンCSRセミナー」を開催

2018.10.05 PRESS

 アシックスは、10月16日に中国・上海市で、現地の縫製工場や素材メーカーなどを対象とした「サプライチェーンCSRセミナー」を開催します。
 当セミナーは、アシックスが2004年から取り組んでいるディーセントワーク(人間らしい、誇りある仕事)推進の一環として毎年開催するもので、当社CSR活動の目的と要求を説明することに加え、具体的事例を通じてCSR管理の理解を深め、工場経営に自主的に生かしていただくことを目的としています。

 昨年、中国およびインドネシアで開催した同セミナーでは、児童労働防止の取り組みや賃金の計算方法についての講習を行い、現地のサプライヤー59社103人が参加しました。
 このたび中国で開催するセミナーでは、近年同国で厳しさを増している環境規制の動向をふまえ、これまで以上に環境分野の内容を充実させたプログラムを実施します。また、専門の講師が講義形式で進行するほか、グループワークを取り入れるなど、工場の状況に即したCSR管理のあり方について、自発的に考える機会の提供を目指します。

【「サプライチェーンCSRセミナー」開催概要 】
 日時:   2018年10月16日(火) 9:00~17:00
 場所:   中華人民共和国上海市/Shanghai Mart
 講演内容:(1)当社CSR活動の紹介
      (2)労務管理と労働衛生
      (3)環境規制の対応

 当社は、2004年にサプライチェーンCSRに関する方針を策定し、労働および人権に関連するCSR課題の解決に努めてきました。工場を監査して問題点の改善に取り組む活動のほか、CSR管理に関する情報を提供して工場独自の改善に役立てていただく活動も行っています。
 また、自社だけでは解決が難しい社会課題に対し、外部のステークホルダーとの協働を進めており、その一環として、日本企業で初めてILO(国際労働機関)の工場改善プログラム「ベターワーク(BW)」のメンバーとなり、BWとの共催セミナーも開催しています。

 当社は、今後も外部の団体、他企業およびサプライチェーン上のすべてのステークホルダーの協力を得ながら、ディーセントワークの実現に努めていきます。

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