2030年までに2015年比で55%削減を目指す アシックスのCO2排出量削減目標を 「Science Based Targets(SBT)イニシアチブ」が承認
2018.08.21 PRESS アシックスは、今年度新たに設定した2030年度CO2排出量削減目標が、国際的イニシアチブである「Science Based Targets(SBT)イニシアチブ」より、パリ協定の「2℃目標」を達成する上で科学的な根拠がある水準と認められ、2018 年 8 月 1 日付で承認されました。
《2030年に向けたCO2排出量削減目標》
-事業所におけるCO2排出量を33%削減(2015年比)
-サプライチェーンでのCO2排出量を製品あたり55%削減(2015年比)
SBTイニシアチブは、産業革命前からの気温上昇を2℃未満に抑えるための科学的根拠に基づいた温室効果ガスの排出削減目標の達成を目的として、CDP、国連グローバル・コンパクト、世界資源研究所(WRI)、世界自然保護基金(WWF)の4団体が2015年に共同で設立しました。2018年8月21日現在、日本企業26社を含む世界で126社が認定を受けており、日本のスポーツメーカーが認定されたのは今回が初めてです。
アシックスは、グローバル規模で持続可能な社会を実現することに力を入れるため、全社の事業戦略にCSRおよびサステナビリティの考え方を取り入れています。製品開発においては、アシックススポーツ工学研究所を中心に環境に配慮した材料や製造プロセスに関する研究開発を積極的に進めており、事業所運営においても、欧州でのエネルギー効率化プロジェクトや米国自社倉庫での1メガワットのソーラーパネル設置など、世界中でさまざまな取り組みを行っています。
今後は、このたび認定された目標の達成に向け、さらなる環境配慮製品の開発、およびエネルギーの効率的利用や再生可能エネルギーの導入などを通じて、より一層サステナブルな事業運営に取り組んでいきます。