超高速で靴底を成型する マイクロウェーブ成型技術を共同開発

2017.10.17 PRESS

 アシックスは、このたび、新たなシューズ生産方法として、靴底を手軽に素早く成型する新技術を、台湾の射出成型品メーカーの達音創研股份有限公司と共同開発しました。

 今回開発したのは、マイクロウェーブ成型技術を利用し、靴底を素早く成型する技術で、靴底の主だった部品の成型を、15秒程度で完了できるようになります。
 また、マイクロウェーブ成型技術を使用することで、当社の標準技術を使用した場合よりも、現在のテスト段階で約90%のエネルギー消費量削減が見込まれるなど、環境への負荷低減が期待できます。

 標準技術と比べ簡易な設備での生産が可能なことに加え、素材やカラーなども自由に選択して成型できるため、今後は、この技術を進化させ、手軽に店頭でアッパー(甲被)や靴底を好みに合わせてカスタマイズするといったサービスの展開などを検討していきます。

〇株式会社アシックス グローバルマーケティング統括部長
 ポール・マイルズのコメント
  当社はイノベーションに多くの投資を行っており、あらゆる製品において最先端技術を
 活
用し、常に製品価値を向上させることを目指しています。このたび共同開発した生産技
 術
は、今後、シューズ愛好者がその場で自分のシューズをカスタマイズする、そんなスタ
 イル
を実現させる可能性を秘めています。


〇マイクロウェーブ成型技術の詳細について
 当社ウエブサイト: https://www.asics.com/jp/ja-jp/collections/custom
 成型技術のイメージ動画: https://youtu.be/ozov0LBDtE8

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