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多様な人財が能力を最大限に発揮できる職場の実現に向けた取り組み 社員の自律性を促す「働き方改革」を実施

2017.06.30 PRESS

 株式会社アシックスおよびアシックスジャパン株式会社は、包括的な「働き方改革」への取り組みに向け、このたび概要を決定しましたのでお知らせします。本取り組みは、2017年7月から段階的に実施します。

 アシックスは中期経営計画「アシックス・グロース・プラン(AGP)2020」で、「個人とチームの成長」を経営戦略として定めており、「人事システムと働く環境を整え、多様な社員の能力を最大限活かす」という経営方針を打ち出しています。今回実施する「働き方改革」は、その戦略を具体化し、加速させるものです。

 今回の「働き方改革」では、「意識改革」および「制度/環境整備」を通じて、社員の自律的な働き方を促します。具体的な施策の内容は以下の通りです。


○「働き方改革」の概要
意識改革
 全社メッセージの発信、社内報・社内イベントを活用した継続的な啓蒙活動、生産性向上や効率化を目指したトレーニングの実施などを通じて、社員の意識改革に取り組みます。さらに、統括部長が主体となって統括部ごとに各施策の運用ルールを定めると同時に、総労働時間などのKPIを明確にすることで、各部門および個人の主体的な取り組みを促します。

制度/環境整備
 フレックスタイム制度、在宅勤務制度の拡充による柔軟な働き方の促進、サマータイムやノー残業デー、定時後の社内スポーツイベントなどに応じた早期退社の促進、スポーツ休暇やプレミアムフライデーなどを活用した計画的な業務遂行を推奨し、社員の自律的な働き方を促します。また、それらを支える新勤怠システムの導入やマルチデバイス対応など環境整備にも取り組みます。


○「働き方改革」の狙い
1.生産性の向上
 業務の繁閑・時差を考慮した勤務時間の調整、タイムマネジメントを意識した業務への取り組み、早期退社・休暇予定をふまえた計画的な業務遂行などを通じて、社員が自律的に働くことを促し、生産性の向上を図ります。

2.心身両面での健康増進
 「働き方改革」を通じて生まれた時間を利用してスポーツに取り組める環境を整備し、日常的にスポーツに関わる機会を設けることで、心身両面での健康増進を図ります。

3.ダイバーシティの推進
 多様な人財の多様な働き方をサポートするための人事制度/環境を整えることで、すべての社員が生き生きと働ける職場としていきます。特に女性の継続したキャリア形成の実現を目指します。


〇株式会社アシックス代表取締役会長兼社長CEO 尾山基のコメント
 働き方改革は、企業が環境の変化を乗り越え、持続的に成長していくための戦略であり、社員一人ひとりの豊かなライフスタイルを実現するためのものです。
 私たちは、グローバル企業として世界中の企業と競争しています。生産性・効率性を常に意識する環境が整備された企業が多い中、グローバルで勝ち抜くには他社を上回る働き方が求められます。私たち一人ひとりがビジネスニーズや多様な背景に合わせて自律的に働くことに加え、メリハリをきかせて計画的・効率的に成果を上げることを通じて、多様な人財が能力を最大限に発揮でき、イノベーション創出につながる魅力的な職場を目指します。また、ワークライフバランスを実現し、心身をバランスよく健康に保つことは、よりよい製品・サービスの創出につながると信じています。
 「働き方改革」は、私たち一人ひとりのライフスタイルの質を高める挑戦です。世界中の人々の質の高いライフスタイルの創造に向け、私たち自身を変革させていきます。

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