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スポーツを通して東北の未来を「ともに」考え、創っていくためのイベント 「東北復興あすへの集い in TOKYO -これまでの5年と未来に向けて-」開催報告

2016.03.09

 アシックスは、3月7日、東日本大震災で被災した子どもたちへの継続的支援活動「A Bright Tomorrow Through Sport あしたへ、スポーツとともに」の一環として、スポーツを通して東北と首都圏との“つながり”を作り、復興に向けた支援の輪を広げることを目的としたイベント「東北復興あすへの集い in TOKYO -これまでの5年と未来に向けて-」を、アシックスジャパン東京本社で催し、NPO法人や企業、メディアなど約100人の方々にご参加いただきました。

 イベントでは、スポーツを通して東北復興支援活動を行うゲスト※をお招きした講演やパネルディスカッション、被災地域でも活動している、日本のスポーツ選手で最多のギネス記録を持つ生山ヒジキ氏によるなわとびパフォーマンス、アシックスのこれまでの活動をまとめた映像の上映、交流会などを実施しました。

※講演およびパネルディスカッションのゲスト
渕上智信氏(社会貢献共同体 ユナイテッドアース 代表世話人)
竹川隆司氏(一般社団法人東北風土マラソン&フェスティバル 代表理事)
諸橋寛子氏(一般財団法人ユナイテッド・スポーツ・ファウンデーション 代表理事)
足達伊智郎氏(ヤフー株式会社 社長室 コーポレートコミュニケーション本部 スポーツ事業推進室 室長)
中西悠子氏(オリンピアン シドニー/アテネ/北京 水泳日本代表選手)

 







 「東北復興とこれからの5年」と題した講演の中で渕上氏は、「復興のためには地方の活性化が求められる。地方を活性化するためには仕事を生み出すことと、コミュニティの形成が必要。コミュニティ形成においてスポーツがもたらす効果は大きい」とスポーツを通したコミュニティ形成の重要性について言及しました。
 「地域と共に未来を切り開くスポーツの力」と題したパネルディスカッションでは、「東北風土マラソン」や「ツール・ド・東北」などのスポーツイベントの事例を基に、ゲストが経験された苦労やその乗り越え方、福島をはじめとした被災地域の残された課題、スポーツの持つ魅力や可能性、今後の活動計画などについて議論が繰り広げられました。
 交流会では、ゲストと参加者、さらに参加者同士でも活発な意見交換が行われ、今後の復興支援に向けた機運の高まりを感じさせました。

 当社は、2011年6月から取り組んでいる、東日本大震災で被災した子どもたちへの継続的支援活動「A Bright Tomorrow Through Sport あしたへ、スポーツとともに」を今後も行っていきます。被災地がより自立的に復興を遂げていけるよう、これまで以上に地域に寄り添った活動を展開していきます。

○A Bright Tomorrow Through Sportの主な取り組み
・0歳から18歳までの、両親をなくした震災孤児を対象に、ウエアやシューズなど当社スポーツ用品を継続的に提供していく、hand to hand(商品提供)プログラム
・被災地域へのスポーツ選手訪問プログラム
・被災地での健康運動指導プログラム
・被災された子どもたちをアシックススポーツミュージアムやアシックススポーツ工学研究所(ともに神戸市)などに招待し、スポーツの楽しさや復興後の神戸に触れることで活力を取り戻していただく神戸招待プログラム

○A Bright Tomorrow Through Sport の活動をまとめた映像
  https://www.youtube.com/watch?v=BjA_wHvnvRQ&feature=youtu.be

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