コンセプトは“足なりウエッジ”　靴底を曲がりやすくして歩きやすさを高めたウエッジヒールのパンプスを発売

　　　　　　　　　　　　左：品番　WG５７１J　　 右：品番　ＷG５７０J

　アシックスは、働く女性をターゲットにした婦人靴「GIRO（ジーロ）」シリーズから、靴底を曲がりやすくして歩きやすさを高めたウエッジヒールタイプのパンプス２品番を、３月上旬からアシックスグループの直営店「アシックスウォーキング」、全国の百貨店で順次発売しています。

　今回の商品のコンセプトは、足なりに靴底が曲がる“足なりウエッジ”です。

　ウエッジヒールの前部分にやわらかい素材を採用するとともに、中底（中敷きと靴底の間の部分）の素材にスリットを入れることで、足なりに曲がるような歩きやすさをサポートしているのが特徴です。ウエッジヒール部分は、硬さの違う素材を組み合わせた当社独自開発の「ソフトクッションウエッジヒール」構造を採用することにより、着地時の衝撃緩衝性も高めています。

　また、履き口にシャーリングを施すことでフィット感を高めています。

　ウエッジヒールは、通常のヒールに比べて路面との接地面積が広く安定感があり、働く女性にとって定番アイテムとなりつつあります。現在は、仕事にも使えるシンプルなパンプスからカジュアルなパンプス、サンダル、ブーツまでさまざまなタイプが取り揃えられています。

　しかし、安定感がある反面、「ウエッジヒールはソールが曲がりにくくて歩きづらい、ソールが重くてかかとが脱げやすい」といった声も多くあるため、当社では「足なりに曲がるように歩きやすい」と「足にフィットして脱げにくい」に着目して今回の機能を開発しました。

　デザインは、エナメル素材のシンプルなシルエットのタイプとキルトタッセルのタイプ２種類で、いずれもヒールの高さは３．５ｃｍです。

※ウエッジヒール

　靴底の土踏まず部分がくりぬかれておらず、かかと部分が高くつま先に向かって低くなっている船底型のヒールのこと。ウエッジソールとも言う。

○商品概要