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「東京マラソン2014」スタッフウエアに スポーツ衣料分野で初めて植物由来ポリエステル素材を採用  ―アシックスが約12,000点を提供―

2014.02.20 PRESS

 アシックスは、2月23日(日)に東京都内で開催される「東京マラソン2014」(主催:一般財団法人東京マラソン財団)におけるサポート活動の一環として、大会当日に「TEAM SMILE(チームスマイル)」(ボランティアや救護スタッフなど)が着用するスタッフ用ジャケットとキャップを、それぞれ約12,000点提供します。

 ジャケットは、アシックスと東レの共同取り組みとして、スポーツ衣料分野で初めて、東レの植物由来ポリエステル繊維“エコディア®PET”を使用しました。

 今回使用する“エコディア®PET”は、石油由来テレフタル酸とサトウキビなどを原料とする植物由来エチレングリコールを重合・溶融紡糸した植物度約30%のポリエステル繊維です。東レはエコディア®PET”を、地球環境問題に貢献する次世代の基幹素材としており、環境保全活動を企業の重要な社会的責務のひとつであると位置づけているアシックスの理念と合致することから、採用に至ったものです。

○主な特徴

<ジャケット> 

 スタッフの役割を識別しやすいよう、救護スタッフはレッド、審判員はシルバー、スタッフはイエロー、給水係はブルーの計4種類に色分けしています。それぞれ、背中部分に役割を示す大きなアイコン(絵柄)と係名を入れて、大会運営がスムーズに行われるよう工夫しています。

 また、袖の左肩部分には、ランナーへの応援メッセージとして、大会コンセプト「THE DAY WE UNITE(東京がひとつになる日。)」の文字を入れています。

 今回、東レの“エコディア®PET”使用し、光沢感のあるやわらかな風合いの織物に仕上げ、さらにはっ水加工を施しています。

<キャップ>

 救護スタッフ用のレッド、スタッフおよび給水係用のブルー×イエロー、審判員用のシルバーの3種類を用意し、前部に大会ロゴを入れています。

 アシックスは、「私たちを取り巻く環境をまもり、世界の人々とその社会に貢献する」という理念のもと、製品の設計や製造工程をはじめとする事業活動のすべてにおいて、環境負荷の低減に努めています。2015年に向けた中期サステナビリティ戦略では、環境に配慮した製品開発を重要課題と位置づけ、環境配慮型素材の採用や製造工程でのCO2排出量の削減を掲げ、CO2排出量を約20%削減したランニングシューズを開発するなどの取り組みを進めています。また、これまでの東京マラソンでも、再生ポリエステルなど環境配慮型素材を採用したスタッフウエアを提供するなど、大会運営での環境配慮に貢献してきました。

 東レは、「全ての事業戦略の軸足を地球環境に置き、持続可能な低炭素社会の実現に向けて貢献していく」という経営方針のもと、植物由来ポリエステルをはじめ、バイオマス由来ポリマーの研究・技術開発および事業拡大を推進しています。また、2014年4月から新たに推進する中期経営課題“プロジェクトAP-G 2016”において、引き続き注力する「グリーンイノベーション事業拡大(GR)プロジェクト」においても、バイオマス由来ポリマー事業の拡大は中核を成す重要な取り組みであり、今後も新素材の研究・開発を通じて社会に貢献し続ける所存です。

<「東京マラソン2014」大会公式サイト>

 http://www.tokyo42195.org/2014/

<ご参考>

株式会社アシックス 概要

(1) 代表者:代表取締役社長CEO 尾山 基

(2) 所在地:兵庫県神戸市

(3) 設 立:1949年9月1日

(4) 売上高:2,601億円(2013年3月31日現在)

(5) 従業員数:(連結)5,937名、(単体)794名(2013年3月31日現在)

(6) 事業内容:各種スポーツ用品等の製造および販売

東レ株式会社 概要

(1) 代表者:代表取締役社長 日覺 昭廣

(2) 所在地:東京都中央区日本橋室町2-1-1

(3) 設 立:1926年1月

(4) 売上高:1兆5,923億円(2013年3月31日現在)

(5) 従業員数:(連結)42,584名(単体)7,097名(2013年3月31日現在)

(6) 事業内容:繊維、プラスチック・ケミカル、情報通信材料・機器、炭素繊維複合材料、

環境・エンジニアリング、ライフサイエンス、その他の製造・販売

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