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シルバーとブラックを大胆に色分けした新しいデザイン イチロー選手が使用する野球用スパイクシューズが完成

2013.02.18 PRESS

 アシックスは、米国MLB(メジャーリーグベースボール)ニューヨーク・ヤンキース所属のイチロー選手が2013年シーズンに使用する野球用スパイクシューズを作製し、このたび完成しました。

 当社とイチロー選手は、1995年から当社製シューズに関するアドバイザリースタッフ契約を結んでおり、今回の作製は同契約によるものです。

 イチロー選手の野球用スパイクシューズは、同選手本人から高い評価をいただいている「軽さ」と「フィット性」をより高いレベルで実現するため、マラソンや陸上の短距離用など他分野の当社スポーツシューズで使われる素材や機能も取り入れているのが特徴です。

 デザインは、さらなる高みを目指すイチロー選手をイメージし、「革新」をテーマに、アッパー(甲被)の内側はシルバー、外側はブラックと大胆に色分けしました。

                                                                  ホーム用

〇主な特徴

・型/デザイン

イチロー選手がこだわりを持つ、足首部分を覆うクオーターカットタイプを採用しています。内側はシルバー、外側はブラックと正反対のトーンのカラーを対称的に色分けした、これまでと全く違うデザインテイストを取り入れました。当シューズを上から見ると色の分かれ目が1本のラインに見えます。前に真っ直ぐ伸びるラインの力強さとスピード感で、心理的にもイチロー選手のプレーを後押ししたいとの思いを込めています。

・重量は昨年同様、歴代最軽量の約230グラム(片足重量)

靴底は、軽量樹脂「ソライトポリマー」を使って薄く成型しながら、金具と金具の間など一部をくり抜き、また、かかと部のクッション材は独自開発の軽量スポンジ材「ソライト」を採用するなどの工夫を重ね軽量化をはかっています。

・細部にこだわった「フィット性」

3次元足形計測機でイチロー選手本人の足の形状を測定して靴型を作製しています。この靴型を基に各部位の長さや幅、面積などを算出してシューズ作製に生かしており、優れたフィット感が得られるようになっています。

アッパー(甲被)は、軽量の人工皮革を使いながら、縫製箇所を減らし、また、かかと部分とベロ部分は、内側に配した柔らかいメッシュ素材を外側にまで大きく折り返すことで、足当たりをより良くしています。

・靴底前部に6本の金具を配した「ディグサスクロウ」を採用

当社が独自に開発した、靴底前部に6本の金具を配した「ディグサスクロウ」を採用しています。推進力を生み出す部分と止まるために必要な部分を解析して金具を配置しており、進行方向に向かって特に強く蹴り出せるよう、すべて「く」の字型としています。金具はすべてチタンを使っています。

○アシックスオフィシャルウエブサイトでのイチロー選手スペシャルコンテンツ

 http://www.asics.co.jp/baseball/ichiro/

イチロー選手本人による、代表的な歴代シューズのご紹介映像

など(2月下旬よりアップ予定)

〇イチロー選手が使用するトレーニング用シューズについて

 イチロー選手が日頃の練習や試合前のウオーミングアップなどで着用するトレーニング用シューズも提供しています。

 トップランナー向けのマラソンシューズにも採用しているグリップ性が高い靴底意匠を盛り込み、軽量素材を使うなど軽さにこだわったのが特徴です。

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