雪が浸入しにくく、雪道で滑りにくい新構造を採用 雪道に強いランニングシューズを発売

　株式会社アシックス（本社：神戸市、社長：尾山基）は、雪の多い地域でランニングを楽しむ人に向けて、雪が浸入しにくいアッパー（甲被）と、雪道で滑りにくいソール（靴底）を新たに採用した、雪道に強いランニングシューズ「ＧＥＬ－ＳＮＯＷＲＩＤＥ　ＭＴ（ゲルスノーライドエムティ）」を、１０月１０日から北海道や東北地方を中心にスポーツ用品店で発売します。

　メーカー希望小売価格は９，９７５円（本体９，５００円）で、初年度は約２，０００足の販売を予定しています。

○写真

ＧＥＬ－ＳＮＯＷＲＩＤＥ　ＭＴ

　今回発売する商品は、雪の多い地域でランニングする際に挙げられる、シューズ内の雪の浸入や滑りやすさといった特有の不安感の解消を目指して開発したものです。

　アッパーは、当社ランニングシューズと比べ、ひも締め部分の上部からくるぶしまでを高く設計した構造を採用しています。走行時に必要な足首の可動域を維持しながら、正面や横からくる雪や風がシューズ内に入るのを抑えます。また、アッパー全面にはっ水加工を施しています。

　ソールは、珪砂（けいさ：細かい珪岩の粒子）入り、籾殻（もみがら）入りなど３種類のゴム素材を適所に配し、大きめの凹凸意匠を採用しています。珪砂や籾殻が滑りの元となる路面の水膜を突き破り、大きな凸面でしっかり接地するなど、高いグリップ力を発揮します。

　さらに、ソールの土踏まず部には、過度なねじれを抑える樹脂製の補強材を搭載し、前部には、しっかり蹴りだせるよう屈曲溝を設けるなど、安定して走れる機能を盛り込んでいます。

○商品仕様

　※価格は消費税込みのメーカー希望小売価格です。（　　）内は消費税抜きの本体価格です。