靴底に通気孔（エアホール）と通気路（エアダクト）を設けた新構造 通気性とクッション性を高めた紳士靴を発売

品番：ＷＲ３１１Ｂ

　株式会社アシックス（本社：神戸市、社長：尾山基）は、“走れるビジネスシューズ”のコンセプトで展開している「ＲＵＮＷＡＬＫ（ランウォーク）」で、高いクッション性に加え、靴底にシューズ内の空気を逃がすための通気孔と、空気を循環させるための通気路を設けた新構造を採用した新作５品番を、９月１日からアシックスグループの直営店「歩人館（ほじんかん）」、全国の百貨店、靴専門店などで発売します。

メーカー希望小売価格は、いずれも２４，１５０円（本体２３，０００円）で、初年度はあわせて１０，０００足の販売を予定しています。

　今回発売の商品は、当社スポーツ工学研究所で温湿度センサーを使って得た実験データを基に開発したもので、靴底に新たな通気構造を採用したのが特徴です。

歩行時の足裏は、足指付近が温度、湿度ともに特に高くなるため、むれて不快に感じやすい足指付近に通気孔を設け、シューズ内の空気を直接外に逃がすようにしています。

また、通気孔と連動した通気路を、温度、湿度が比較的低い足裏かかと部に向かって搭載し、空気を循環しやすくしています。

　中敷きは、足裏に触れる部分に通気性の高い人工皮革を使い、その裏面に吸湿ポリマーを塗布したうえ、裏材にパンチング加工を施して凹凸を付けた独自の３層構造とし、高い通気性とクッション性を持たせています。

　靴底のかかと部には、衝撃緩衝材「ＧＥＬ（ゲル）」を変形しやすい形状に加工して配し、前部には、従来よりも厚く柔らかいスポンジ材を搭載するなど、クッション性を高めるパーツの形状や硬度も工夫し、足にかかる負担を軽減しています。

好みやスーツスタイルによって選べるよう、つま先の形状がラウンドタイプとスクエアタイプの２タイプを用意し、Ｕチップタイプやストレートチップタイプ、ローファータイプなど計５品番を取り揃えています。

○靴底の通気と中敷きの構造図

    1. 通気孔　　　　　　　2. 通気路

足指部のむれた　　　　　むれた空気を前部から　　　　　　　　　　　　　　　

中敷き（裏面）イメージ

空気を直接外へ排出　　温度、湿度の低い後部へ循環させる

※生産国：すべて日本

※価格は消費税込みのメーカー希望小売価格です。（ 　 ）内は消費税抜きの本体価格です。