当社企業博物館「アシックススポーツミュージアム」１年間で１６，８８４人が来場

　株式会社アシックス（本社：神戸市、社長：尾山基）は、当社企業博物館「アシックススポーツミュージアム」を２００９年７月１日から一般公開しており、１年間で１６，８８４人が来場されました。

　「アシックススポーツミュージアム」では、製品の展示はもちろん、ミュージアムの設立理念に掲げている“スポーツを通じた青少年の健全な育成による地域貢献”を実践すべく、さまざまなイベントを開催し、好評をいただいています。

　そこで今回は、当ミュージアムが行うイベントや各種取り組みについてご紹介します。

≪「アシックススポーツミュージアム」について≫

　当社の創業哲学である「健全な身体に、健全な精神があれかし」をコンセプトに、スポーツを通じた青少年育成による地域貢献や当社事業活動の理解促進、また、スポーツ文化継承、スポーツ振興、スポーツ人口の増加を目的として設立。

　陸上競技各種目の世界記録のスピードに合わせて光が走るＬＥＤ速度体感システムや、１３８インチの大型ディスプレイを設置し、鍛え抜かれたスポーツアスリートのパフォーマンスが映像によって体感できるほか、当社の歴代製品やトップ選手使用製品の展示などを行っています。

　また、入館者に向けたミニチュアシューズ作りや、スポーツ振興のためのイベントも随時開催しています。入館は無料。

アシックス スポーツ ミュージアム 外観

アシックス スポーツ ミュージアム 1階

≪主なイベントや取り組み≫

○ミニチュアシューズ作り

　もの作りの大切さ、難しさを体験していただくために開催しています。館内のクラフトルームで作製、７〜８ｃｍほどの可愛らしいオリジナルシューズが７０〜９０分で完成します。２０１０年６月３０日までに１，２５２人が参加し、「ものづくりの楽しさを知った」、「ものを大切にすることを学んだ」といった声をいただいています。（事前申込制、１人５００円）

○スポーツ環境校外学習を開催

　ＮＰＯ法人グローバルスポーツアライアンス（ＧＳＡ 所在地：東京都世田谷区、理事長：三浦雄一郎）と協力し、一見関係性が薄そうなスポーツと地球環境が、いかに密接な関係にあるかを学んでいただく校外学習の場を提供しています。ＧＳＡからお招きした講師による、地球環境を守る大切さの講義や、自宅にある不用になったスポーツウエアを回収し、ＮＰＯ法人日本救援衣料センターを通じて世界の難民に送るといった取り組みを実施。これまで神戸市内にある６つの小学校の４年生から６年生まで計３０７人が参加しました。

※ＮＰＯ法人グローバルスポーツアライアンスは、スポーツマンシップの一環として｢フェアプレー｣「エコプレー」の実践を呼びかけているスポーツ愛好家の世界的ネットワークです。

○財団法人日本サッカー協会が主催する「夢の教室」に協力

　「夢の教室」とは、Ｊリーグ選手やなでしこリーグ選手のＯＢやＯＧ、またその他スポーツのトップ選手などが「夢先生（通称ユメセン）」となって、主に小学生を対象に「夢を持つことの大切さ」や「仲間と協力することの大切さ」などを伝えていくものです。この活動にアシックススポーツミュージアムが協力し、講義のほか、受講者全員で体を動かしてコミュニケーションを深めました。これまで２回開催し、計６９人の児童が参加しました。

○当社社員による「ウォーキング講習会」

　今年７月から、一般社団法人足と靴と健康協議会認定シューフィッターの当社社員が講師を務める「ウオーキング講習会」をはじめました。主に中高年が対象で参加費は無料、隔月１回での開催を予定しています。７月８日に開催した第１回目には、普段の自分の歩き方に不安を持っている方、これからウオーキングを始める方など、女性を中心に３０人が受講され、好評をいただきました。

　今後もこれらを継続していくとともに、新たなイベントなどを企画していく予定です。

○来場された主な著名人

　女子マラソンの高橋尚子さん、有森裕子さん、野球のイチロー選手、ゴルフの片山晋呉プロ、ハンドボールの宮崎大輔選手、ドイツトライアスロンのヤン・フロデノ選手など２０人以上。

○「アシックススポーツミュージアム」の概要

※１０名以上の団体の場合は、事前申し込みが必要。