お知らせ さらに詳しく

―「本物の日本」をコンセプトにした「NIPPON MADE」シリーズの新作― 工場の廃材を再利用した「オニツカタイガー」のスニーカーを発売

2010.03.02 PRESS

 株式会社アシックス(本社:神戸市、社長:尾山基)は、「オニツカタイガー」ブランドで、工場で不要となった廃材を再利用して作製したシューズ「OK BASKET KINBOSHI(オーケーバスケットキンボシ)」を、2月1日から「オニツカタイガー」直営店をはじめ百貨店やセレクトショップなどで発売しています。

 メーカー希望小売価格は25,200円(本体24,000円)です。

 今回の商品は、一昨年から展開している「本物の日本」をコンセプトにした国内生産の「NIPPON MADE」シリーズの新作で、創業まもない1950年代に販売していた「OK BASKET BALL」が原型です。

 アッパー(甲被)は、ブランドが復活してから「オニツカタイガー」のシューズを作製した際に出た革材の切れ端をつなぎ合わせたもので、不規則なパッチワーク風のデザインに仕上げています。また、靴底にはクッション材を加工する際に発生する削りかすを、性能に影響を与えない範囲で練り込んで再利用したラバーを使うなど、環境配慮型の商品となっています。

 さらに、ランニングシューズのトップモデル「GEL-KINSEI(ゲルキンセイ)3」にも採用している、ブロック状に分割した靴底の構造や、軽量のクッション材を使用した中敷きを採用するなど、安定した歩行や快適な履き心地も考慮しています。

 オニツカタイガーのスニーカーで環境配慮型商品を作製したのは初めてで、今後もこのような廃材を再利用したシューズづくりに取り組んでいきます。

○商品仕様

品 名

OK BASKET KINBOSHI(オーケーバスケットキンボシ)

品 番

TH033L

価格

25,200円(本体24,000円)

カラー

ホワイト×ホワイト、ブラック×メタル

サイズ

25.0cm〜28.0cm(0.5cm刻み)、29.0cm

素材

アッパー

天然皮革製

アウターソール

ゴム底

生産国

日本

販売足数

210足限定

※価格は消費税込みのメーカー希望小売価格です。(   )内は消費税抜きの本体価格です。

○「オニツカタイガー」ブランドについて

 「オニツカタイガー」は、当社創業者の故・鬼塚喜八郎がはじめてスポーツシューズを作製した1949年から、スポーツウエアメーカー2社と合併して株式会社アシックスを設立した1977年まで製造していた商品のブランドで、2002年9月から新たにスポーツファッション市場向けのブランドとして国内外で本格的に展開しています。

 シューズは主に、過去に競技用シューズだったものを街でも履けるよう現代風にアレンジしており、商品ひとつひとつにストーリーがあります。また、シューズ、アパレル、バッグ、アクセサリー類には、日本の伝統的な柄や素材、染色技術を使った商品を多く取り揃えており、「和」と「スポーツ」の融合を表現しています。

プレスリリースに戻る