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当社代表取締役社長 尾山基の平成22年の年頭訓示

2010.01.05 PRESS

 株式会社アシックス(本社:神戸市、社長:尾山基)は、平成22年1月5日午前9時から本社アトリウムで年頭の朝礼を行いました。

その中で、代表取締役社長尾山基は社員を前に以下のとおり訓示を行いました。

要旨

今年は虎年ということで、「オニツカタイガー」ブランドで創業した当社に関連する年になる。一日に千里を走るといわれる虎のように雄々しく成長する年としたい。

 

本年の重点方針

1.「原点回帰」

我々が取り組むべきことは、お客様に満足していただける高品質、高機能、高デザイン性を持った「高付加価値製品・サービス」を創出し提供することである。創業の原点である「ものづくり」に回帰し、最高の製品を作り出しお客様に提供しなければならない。社内各部門は、最新の技術・ノウハウ・情報を習得し、他社と差別化できる製品の開発を実行せよ。更に品質についても、基本に戻り検査・管理を徹底的に行い、不具合ゼロを実現する。

 

2.「生産性の向上」

価格に敏感な時代においては、「生産性の向上」が重要である。調達、開発、生産、輸送、物流、倉庫から店舗、売り方に至るまでのすべての工程について、サプライチェーンを徹底的に見直す。更に利益率を高めるため、販管費、製造費用等の経費の洗い直しを行う。

3.「ガバナンスと人財強化」

内部統制をベースとした当社グループのガバナンスを強化する。特に環境保護等を中心としたCSRの実行を海外販社と連携して体制を確立する。また世界レベルの厳しい競争に打ち勝つために、「世界最適」での組織体制の確立、人財の育成、採用を行う。

 

4.「自主管理売場の拡大」

当社が自らマーケティングを実行し、お客様に適時の販売機会を提供し、またメーカーとしての商品企画に迅速に対応する売場づくりに取り組む。直営店、FC店、ショップ・イン・ショップ等いくつか形態はあるが、得意先にもメリットがあるものにし、更にMD力等社内資産の増加も期待できる。

 

5.「営業力の強化」

厳しい市況に対応するため、営業力の強化を図る。与信の管理、在庫の適正化、変化する流通に対応する戦略を実行する。

 日本全体に閉塞感があるが、社員一人一人が起業家精神を発揮し、構造的な問題点を改善していくことによって、今後の飛躍につなげていきたい。力をあわせて頑張ろう。

 

以上

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