―１９８０年代、当時の開発者がイメージしたのは「スポーツカー」― 高機能ランニングシューズが原型の「オニツカタイガー」のスニーカーを発売

　株式会社アシックス（本社：神戸市、社長：尾山基）は、「オニツカタイガー」ブランドで、１９８０年代に欧米で発売していたランニングシューズが原型となったカラフルなスニーカー「Ｘ－ＣＡＬＩＢＥＲ（エクスカリバー）」を、８月６日からミタスニーカーズで先行発売し、９月５日からナノ・ユニバース、「オニツカタイガー」直営店のなんばパークス店と渋谷パルコ店で発売します。

　メーカー希望小売価格は１０，５００円（本体１０，０００円）で、１３９足の限定販売です。

　また、当商品は欧州、オーストラリアなどでも展開し、国内外あわせて約２，０００足の販売を予定しています。

　今回発売する商品は、１９８０年代に欧米で販売していたランニングシューズ「X-CALIBER　GT（エクスカリバー　ジーティー）」が原型となっています。

　当時の開発者は、「メーカーの最高水準のハイテクノロジーが搭載されていること」、「最高のスポーツカーに乗っている様に、ランナーが自分の能力を最大限に発揮してトップスピードで走れること」をイメージし、E.V.A.を採用した靴底には屈曲性、クッション性、安定性を考慮した機能を搭載しました。

　今回の商品も当時の靴底の機能を継承していますが、それらの機能を表現する溝の並びがユニークなデザインポイントになっています。

　また靴型は、ファッションスニーカーとしてのシルエットを考慮し、当時に比べて細めに設計することで、すっきりとしたシルエットとなっています。

　カラーは、ランニングシューズに原色が多く使われていた１９８０年代のジョギングブームのイメージに合わせ、レッド、パープル、グリーンの３色を展開しています。

○商品仕様

※価格は消費税込みのメーカー希望小売価格です。（ 　 ）内は消費税抜きの本体価格です。

○「オニツカタイガー」ブランドについて

　「オニツカタイガー」は、当社創業者の鬼塚喜八郎がはじめてスポーツシューズを作製した１９４９年から、スポーツウエアメーカー２社と合併して株式会社アシックスを設立した１９７７年まで製造していた商品のブランドで、２００２年９月から新たにスポーツファッション市場向けのブランドとして国内外で本格的に展開しています。

　シューズは主に、過去に競技用シューズだったものを街でも履けるよう現代風にアレンジしており、商品ひとつひとつにストーリーがあります。また、シューズ、アパレル、バッグ、アクセサリー類には、日本の伝統的な柄や素材、染色技術を使った商品を多く取り揃えており、「和」と「スポーツ」の融合を表現しています。

　日本の伝統文化が海外で注目されている中、日本発のグローバルブランドとして国内外の若者を中心に人気を集めています。