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当社代表取締役社長 尾山基の平成21年の年頭訓示

2009.01.05 PRESS

 株式会社アシックス(本社:神戸市、社長:尾山基)は、平成21年1月5日午前9時から本社アトリウムで年頭の朝礼を行いました。 その中で、代表取締役社長尾山基は社員を前に以下のとおり訓示を行いました。

要旨

 当社グループはグローバルでの競争を勝ち抜くため、引き続き他社と差別化した高付加価値製品・サービスを創出することにより、ブランド価値を高め、世界市場で事業を拡大する。世界4極である日本、米州、欧州、アジア・パシフィックで地域マーケティングを徹底し、ACP(当社中期経営計画「アシックスチャレンジプラン」)の目標売上高の達成を目指す。

本年の重点方針「攻めの戦略」

 世界的な景気悪化という非常に厳しい経営環境だが、スポーツ・健康産業の我々にとって成長の好機ととらえ、「攻め」の戦略をとる。顧客ニーズ、顧客満足につながる製品・サービスを創出するため各自の使命、役割、業務プロセス等の見直し、目標を再設定し、果敢にスピードを持って「攻め」ていく。

「グローバルランニングブランドの基盤強化」

 近年、ランニング関連への投資効果が表れ、当社のランニングカテゴリーの売上は国内外で増加しているが、更にグローバルランニングブランドの地位を確固たるものにする。また、新市場として、ロシア、東欧、中近東、中南米、南アジア等でもランニングカテゴリーを中心に積極的展開を行う。

「ものづくりの原点回帰」

 スポーツ工学研究所をコアとして、フットウェア、アパレル・エクィップメント統括部、昨年設立されたデザインセンターが一体となり、イノベーションを起こし、細部まで行き届いた品質・機能、そして環境にも配慮した新製品・サービスを誕生させる。ストーリーのある新技術、新商品の開発を行う。さらに不具合を発生を防止するために、事業活動のあらゆる段階において社会基準、社内基準を満たす品質の維持・向上を図る体制を確立する。

 我々アシックスグループは、今一度その理念、原点を再認識し、更に前進していく。特に原点である「ものづくり」を一層強化し、お客様に満足いただける製品・サービスを生み出すことにより、世界中のお客様のライフスタイルに貢献していかなければならない。厳しい環境ではあるが、攻めの姿勢でアシックスグループ一丸となって、この使命を完遂すべく共にチャレンジしよう。

      以上

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