コンセプトは、細部にまでこだわった「日本製」のシューズ 「オニツカタイガー」から新シリーズ「NIPPONMADE（ニッポンメイド）」を発売

ULTIMATE TRAINER（アルティメイト　トレーナー）

　株式会社アシックス（本社：神戸市、社長：尾山基）は、「オニツカタイガー」ブランドで、細部にまで「日本製」にこだわった新シリーズ「ＮＩＰＰＯＮ　ＭＡＤＥ（ニッポンメイド）」のシューズ２品番を、８月８日から「オニツカタイガー」の直営店をはじめ全国の百貨店やセレクトショップなどで発売します。

　メーカー希望小売価格は、１９，９５０円（本体１９，０００円）で、初年度１５００足の販売を予定しています。

　なお、本シリーズでは、レスリングシューズをベースとしたモデルを１０月上旬に発売する予定です。

◆新シリーズ「ＮＩＰＰＯＮ　ＭＡＤＥ（ニッポンメイド）」について

　日本生まれのブランドである「オニツカタイガー」だからこそできた、細部にまで「日本製」にこだわった新シリーズです。日本製の革を使用し、さらにアッパーやアウターソールをレトロで高級感のある風合いに加工するなど、全て日本で作った「本物の日本」をコンセプトに緻密さや繊細さを追求しています。また、成型中敷きを採用し、足入れ感を良くしています。

　なお、展開商品は、KEIRIN　NIPPON（ケイリン　ニッポン）、ULTIMATE TRAINER（アルティメイト　トレーナー）の２品番で、それぞれ３タイプのカラーを用意しています。

≪KEIRIN　NIPPON（ケイリン　ニッポン）≫

　オリンピック種目でもある、日本で生まれた「競輪」用に作られた１９７０年代のシューズをベースにしたモデルです。ベースにしたシューズの特徴である、アッパーの通気用の穴や小指部分の補強をデザインディテールとして取り入れて、シンプルに仕上げています。

≪ULTIMATE TRAINER（アルティメイト　トレーナー）≫

　日本代表選手団にデレゲーションシューズとしてトレーニング用シューズを提供していたことから、トレーニング用の代表モデルである「ULTIMATE（アルティメイト）」を採用しています。日本製の革にヴィンテージ加工を施した補強部分のデザインが特徴で、スポーティーに仕上げています。

○「オニツカタイガー」ブランドについて

　「オニツカタイガー」は、当社創業者の鬼塚喜八郎がはじめてスポーツシューズを作製した１９４９年から、スポーツウエアメーカー２社と合併して株式会社アシックスを設立した１９７７年まで製造していた商品のブランドで、２００２年９月から新たにスポーツファッション市場向けのブランドとして国内外で本格的に展開しています。本格展開以降、順調に売上げを伸ばし、２００３年秋からはＴシャツやジャケットなどのアパレル商品とバッグ類も展開しています。

　シューズは主に、過去に競技用シューズだったものを街でも履けるように現代風にアレンジしたもので、商品ひとつひとつにストーリーがあります。また、シューズ、アパレル、バッグ、アクセサリー類には、日本の伝統的な柄や素材、染めの染色技術を使った商品を多く取り揃えており、「和」と「スポーツ」の融合を表現しています。日本の伝統文化が海外で注目されている中、日本発のグローバルブランドとして国内外の若者を中心に人気を集めています。

　当社では、こうしたスポーツファッション市場への対応の強化を中期経営計画「アシックス・チャレンジ・プラン」（ＡＣＰ）の戦略のひとつとして位置付けており、「オニツカタイガー」ブランドを「アシックス」ブランドと並ぶグローバルブランドとして育て、売上げの拡大を目指しています。

○商品仕様

○商品仕様

※価格は消費税込みのメーカー希望小売価格です。（ 　 ）内は消費税抜きの本体価格です。