「オニツカタイガー」から「tokidoki」のグラフィックを全面に配したシューズを発売
2008.05.08 PRESS株式会社アシックス(本社:神戸市、社長:尾山基)は、「オニツカタイガー」ブランドで、イタリア人デザイナー、シモーネ・レーノ氏がデザインを手掛けるブランド「tokidoki(トキドキ)」とコラボレートしたシューズ「TOKIDOKI MEX LO(トキドキ メックス ロー)」を、5月1日から国内のオニツカタイガー直営店をはじめ、百貨店、セレクトショップなどで発売しています。
メーカー希望小売価格は15,750円(本体15,000円)で、約750足の限定販売です。
また、今後はヨーロッパやアメリカでも販売する予定です。
今回発売の商品は、「オニツカタイガー」の代表的なシューズである「メキシコ66」をベースに、日本の文化や芸術に親しみを持つシモーネ・レーノ氏がデザインした「tokidoki」のグラフィックを配したシューズで、ポップカルチャーと融合したユニークなスニーカーです。
アッパーだけでなくソールや裏地にもグラフィックを配し、ソールは左右違ったデザインとなっています。シモーネ氏が「オニツカタイガー」のために特別にデザインした虎のキャラクターの刺しゅうをシューズ側面にあしらったのをはじめ、「富士山」、「桜」、歌舞伎の「隈取」などを描いて「和」を表現しています。
カラーは「ホワイト×ブラック」と「ブラック×シルバー」の2種類を用意しています。
○「tokidoki」について
「tokidoki」は、可愛らしいキャラクターや「和」の要素を取り入れたデザインが特徴で、イタリア人デザイナー、シモーネ・レーノ氏が自分の作品を個人のホームページに載せたことからスタートしました。その後、個性的なグラフィックが評判となり、Tシャツなどのカジュアルウエアやバッグ類を展開するなど、10代から20代を中心に欧米や日本で人気となっています。
○「オニツカタイガー」と「tokidoki」との関わりについて
「オニツカタイガー」と「tokidoki」はどちらも「和」を表現したブランドです。日本発のブランドである「オニツカタイガー」が、これまで取り入れてきた伝統的な文化や技術以外の分野で「和」を表現することを模索していたことから、海外から日本を見つめる「tokidoki」に注目し、今回のコラボレーションが実現しました。今後も「tokidoki」とコラボレートした商品を展開していく予定です。
○「オニツカタイガー」ブランドについて
「オニツカタイガー」は、当社創業者の鬼塚喜八郎がはじめてスポーツシューズを作製した1949年から、スポーツウエアメーカー2社と合併して株式会社アシックスを設立した1977年まで製造していた商品のブランドで、2002年9月から新たにスポーツファッション市場向けのブランドとして国内外で本格的に展開しています。本格展開以降、順調に売上げを伸ばし、2003年秋からはTシャツやジャケットなどのアパレル商品とバッグ類も展開しています。
シューズは主に、過去に競技用シューズだったものを街でも履けるように現代風にアレンジしたもので、商品ひとつひとつにストーリーがあります。また、シューズ、アパレル、バッグ、アクセサリー類には日本の伝統的な柄や素材、染めの染色技術を使った商品を多く取り揃えており、「和」と「スポーツ」の融合を表現しています。日本の伝統文化が海外で注目されている中、日本発のグローバルブランドとして国内外の若者を中心に人気を集めています。
当社では、こうしたスポーツファッション市場への対応の強化を中期経営計画「アシックス・チャレンジ・プラン」(ACP)の戦略のひとつとして位置付けており、「オニツカタイガー」ブランドを「アシックス」ブランドと並ぶグローバルブランドとして育て、売上げの拡大を目指します。
○商品仕様
商品名 | TOKIDOKI MEX LO(トキドキ メックス ロー) | |
品 番 | THY8P4 | |
価格 | 15,750円(本体15,000円) | |
カラー | ホワイト×ブラック、ブラック×シルバー | |
サイズ | 23.0cm〜28.0cm(0.5cm刻み)、29.0cm | |
素材 | アッパー | 人工皮革×天然皮革製 |
アウターソール | ゴム底 |
※価格は消費税込みのメーカー希望小売価格です。( )内は消費税抜きの本体価格です。