国名: Japan リリース日: 2008.02.07 |
株式会社アシックス(本社:神戸市、社長:和田清美)は、フルマラソン以上の超長距離を走るウルトラマラソン用シューズのシリーズ最新作「SAROMA L.S.D.9(サロマ エルエスディ ナイン)」を、2月10日から全国のスポーツ用品店で発売します。
メーカー希望小売価格は14,175円(本体13,500円)で、初年度販売予定足数は3,000足です。
「サロマL.S.D.」は、当社が1995年から販売しているウルトラマラソン用シューズのシリーズです。当社が協賛している「サロマ湖100kmウルトラマラソン」(主催:財団法人北海道陸上競技協会、湧別町、佐呂間町、北見市、北海道新聞社、道新スポーツ)から名づけました。長時間走行することで起きる足のむくみに対応したのが特徴で、これまでは、通常のシューズより足幅が2段階広い4E相当のラスト(靴型)を採用していました。
今回の商品は、同大会出場者への聞き取り調査や足の計測結果などを行って参考に開発しており、特に聞き取りでは「ランナーの多くは、あらかじめ大きめのシューズを履いてレースに臨む」ことがわかりました。このような実情を考慮し、ラストをこれまでの4E相当から3E相当へと幅が少し狭い設計とし、シューズが大きくても横ブレが起きにくいようにしています。シューズ前部は余裕を持たせた設計にする一方、比較的むくみを感じにくいかかと部をしっかりと保持し、着地時の安定感を高めるため、シューズ内側にサポートベルトを設けています。ベル トには止め穴がついており、靴ひもを通すことでかかとを左右からサポートすることができます。
さらに、土踏まずの落ち込みによるむくみや疲労感を抑えるため、靴底(ソール)のかかと部内側から土踏まず部にかけて硬度の高い素材を配しています。
近年のランニングブームの高まりとともに、50キロや100キロといったフルマラソンを超える大会にチャレンジするランナーがベテラン層を中心に増えています。
また、商品名の由来でもある長距離をゆっくり走る「Long Slow Distance(L.S.D.)」は、持久力を鍛えるためのトレーニングとして、レベルを問わず多くのランナーが実践しています。
当社では、グローバルレベルでランニングを戦略カテゴリーと位置づけ、幅広い商品構成と様々なサービスを展開しています。今回の商品は、多様化するランニングライフスタイルへの対応強化の一環として展開するものです。
○その他の商品特徴
商品名 | SAROMA L.S.D.9 |
品番 | TJR608 |
価格 | 14,175円(本体13,500円) |
カラー | ホワイト×ブラック |
サイズ | 23.0cm〜29.0cm(0.5cm刻み) |
アッパー素材 | 本体:合成繊維(ラッセル)、補強:人工皮革(エクセーヌ) |
アウターソール | 合成底、ゴム底 |
※価格は消費税込みのメーカー希望小売価格です。( )内は消費税抜きの本体価格です。