「オニツカタイガー」から「ＭＩＮＩ　Ｃｌｕｂｍａｎ」とコラボレートしたシューズを発売

　株式会社アシックス（本社：神戸市、社長：和田清美）は、「オニツカタイガー」ブランドで、自動車メーカーのＢＭＷグループの「ＭＩＮＩ」とコラボレートしたシューズ「Ｒ５５（アール・ゴジュウゴ）」を、１２月1日から「オニツカタイガー」直営店をはじめ百貨店、スポーツ用品店などで発売します。

　メーカー希望小売価格は１６，８００円（本体１６，０００円）で、１，５００足の限定販売です。

　また、当商品は欧米、アジア各国、オーストラリアなどでも展開し、国内外あわせて３０，０００足の販売を予定しています。

○商品特徴

　今回発売する商品は、「ＭＩＮＩ」のラインアップに新たに加わった「ＭＩＮＩ　Ｃｌｕｂｍａｎ（ミニ・クラブマン）」の発売を記念したもので、１９６６年に発売した「オニツカタイガー」ブランドのトレーニングシューズ「リンバー」をベースに作製しています。かかと部に「ＭＩＮＩ」のロゴマークを付けたほか、車体やヘッドライトに見られる丸みのあるデザインをアッパー（甲被）やソール（靴底）に、シートのデザインを中敷きに採用するなど、「ＭＩＮＩ　Ｃｌｕｂｍａｎ」の特徴を取り入れています。カラーは、「ベージュ×グリーン」、「ブラ ウン×クリーム」、「ブラック×シルバー」を用意しています。

○「ＭＩＮＩ　Ｃｌｕｂｍａｎ」について

　今回発売する「ＭＩＮＩ　Ｃｌｕｂｍａｎ」は、現在では伝説的なモデルとして知られる「モーリス・ミニ・トラベラー」や「オースチン・ミニ・カントリーマン」などからデザインのコンセプトを引き継いでいます。これまでの３ドア・ハッチバックの「ＭＩＮＩ」からホイールベースが延長され、車両右側には通常のドアに加えクラブドアという独創的なドアが装備されています。

　全国の「ＭＩＮＩ」正規ディーラーにて、１０月２５日から予約注文の受付を開始しています。

○「オニツカタイガー」と「MINI」との関わりについて

　「オニツカタイガー」と「ＭＩＮＩ」は、個性的なデザインや対象とするターゲットなど、共通する部分が多いことから協力関係を築いており、これまで、国内外におけるユーザーイベントに双方が参画して好評を得るなどの実績があります。今回の商品は、このような背景から実現したもので、今後は、様々な活動において協力を強化していく予定です。

○「オニツカタイガー」ブランドについて

　　「オニツカタイガー」は、当社創業者の鬼塚喜八郎がはじめてスポーツシューズを作製した１９４９年から、スポーツウエアメーカー２社と合併して株式会社アシックスを設立した１９７７年まで製造していた商品のブランドで、２００２年９月から新たにスポーツファッション市場向けのブランドとして国内外で本格的に展開しています。本格展開以降、順調に売上げを伸ばし、２００３年秋からはＴシャツやジャケットなどのアパレル商品とバッグ類も展開しています。

　シューズは主に、過去に競技用シューズだったものを街でも履けるように現代風にアレンジしたもので、商品ひとつひとつにストーリーがあります。また、シューズ、アパレル、バッグ、アクセサリー類には日本の伝統的な柄や素材、染めの染色技術を使った商品を多く取り揃えており、「和」と「スポーツ」の融合を表現しています。日本の伝統文化が海外で注目されている中、日本発のグローバルブランドとして国内外の若者を中心に人気を集めています。

　当社では、こうしたスポーツファッション市場への対応の強化を中期経営計画「アシックス・チャレンジ・プラン」（ＡＣＰ）の戦略のひとつとして位置付けており、「オニツカタイガー」ブランドを「アシックス」ブランドと並ぶグローバルブランドとして育て、売上げの拡大を目指します。

○商品仕様

※価格は消費税込みのメーカー希望小売価格です。（ 　 ）内は消費税抜きの本体価格です。