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アシックスジャパン販売職-2

1.仕事の内容

私が勤務する店舗では、ランニングを中心としたアシックスのシューズ、アパレルをはじめ、アウトドアブランドのホグロフス、ファッション性の高いアシックスタイガーといった、アシックスが展開する3ブランドが一堂に集まる旗艦店です。女性向けの新計測サービス「ASICS FITNESS LAB」なども展開しています。

その旗艦店で、自己ベスト更新を狙うランナーから、これからランニングを始めようというビギナーまで、来店されるお客様のレベルやニーズに合ったアシックス商品をおすすめするのが私の役割です。シューズなら、目標タイムやランニングスタイルなどをヒアリングし、足形の計測なども行いながら、数あるラインナップからベストな一足を提案。店舗運営においても、会員様の書類管理や店舗の備品管理、後輩やアルバイトスタッフの教育などを担当しています。

また、お客様や現場の声を開発や商品企画へ伝えることも販売の役割。店長やストアマネージャーを通して、お客様のニーズや要望は積極的に発信していますが、少しでもよりよい製品を生み出すことに貢献できればと考えています。

2.キャリアパス

入社後は、移転前の旗艦店に配属となり、ランニング商品の接客・販売をしていました。半年後、駅構内にある店舗に異動しました。ここはオリンピックやキッズ、ワークキングシューズなど、月ごとにテーマが替わるコンセプトショップで、アシックスの事業展開を知ると同時に、幅広い商品知識も身につきました。少数スタッフの小型店舗なので、在庫管理や備品管理、本部とやりとりしながらディスプレイの変更といったVMD(ビジュアルマーチャンダイジング)も経験できました。

入社から約1年半後、旗艦店の配属となる前に、販売のリーダー研修も受けました。これは中堅社員として、自らの接客スキルや若手スタッフの教育への意識を高めるためのもの。自分が商品をおすすめする様子を動画でチェックするプログラムもあり、早口だったり、トーンが低かったりと、自らの接客を見直すいい機会になりました。

3.印象的な仕事のエピソード

私が勤務する旗艦店はアシックスの直営店であり、販売はアシックス商品のコンセプトや機能性と、お客様のニーズを結びつける役割を担っています。「こういったお客様におすすめしたい」と開発された商品でも、販売がしっかりとお客様のニーズをヒアリングできていないと、ミスマッチが起こり、アシックス商品の信頼を失ってしまう可能性さえあります。だからこそ、誰に向けた、どういった商品なのか、コンセプトや機能性を一つひとつ正しく理解し、お客様に伝えることを常に心掛けています。

人によって足のサイズはもちろん、幅や甲の高さもさまざまで、腰に違和感が出る、血豆ができてしまうなど、ランニング時の悩みも一人ひとり違います。アシックス商品を通して、お客様のこれらの悩みを解決できた時が一番のやりがい。購入されたお客様が再来店し、「フルマラソン初完走できました!」「痛みがなくなって楽しく走れています!」といった声をいただけると本当にうれしいですね。

4.アシックスで働く魅力

私は小学生からバレーボールを始め、ずっとアシックス商品を使ってきました。アシックスファンだった私でしたが、新卒で入社したのはスポーツ&レジャーの総合メーカーで、任されていたのは人事の仕事。やりがいもあり、楽しかったのですが、社会人経験を通して、やっぱり好きなものを扱うような仕事がしたいと思うように。そして、大好きなアシックスの魅力を、お客様に一番近い場所でおすすめできる仕事を——と考え、販売職としてアシックスに入社しました。今は旗艦店で最新モデルをいち早く手に取り、いち早くお客様におすすめできることが、一人のアシックスファンとしても、とってもうれしいです(笑)。

また、働きやすさという点でも、アシックスは産休や育休の制度を多くの社員が活用しており、職場復帰を果たしています。たとえ子育てがあってもシフトに融通がききやすく、勤務形態もフレキシブルに変更できるなど、働き続けられる環境があります。アパレル業界では、ライフイベントで退職する販売スタッフも多いと聞きますが、アシックスならワークライフバランスを実現しながら、仕事もプライベートも充実できる体制が整っていることも、大きなメリットです。

5.今後の目標

世界中から注目を集めている今、アシックスの旗艦店には、日本人のお客様と変わらないほど、海外のお客様も多数来店します。私は英語が得意ではありませんが、海外スタッフのサポートも受けながら、英語で対応しています。最初は英語で接客なんて無理だと思っていましたが、今は経験を重ね、「もっと海外のお客様とコミュニケーションしたい!」と思うように。国内外関係なく、お客様にベストな商品を提案することは私の目標の一つです。

また、後輩やアルバイトスタッフの教育も任されているからこそ、店長や副店長から「フロアにあなたがいれば大丈夫」と言われるくらい、頼りになる存在になっていきたいと思っています。

6.とある1日のスケジュール

9:00

出社

平日の早番は9:00、遅番は12:30の出社です。遅番の日はゆっくり午前中を過ごしています。

9:30

開店準備終了後に朝礼

店内の清掃やレジ周りの備品チェック、商品の補充など、開店準備をします。開店前は前日の申し送りやイベントの予定などを共有する朝礼を行います。

11:00

お客様へアシックス商品を提案

開店後は接客が主な業務です。ヒアリングや足形計測などもあるため、接客は一人のお客様に対してじっくりと時間をかけます。

お客様へアシックス商品を提案

13:00

昼休みでリフレッシュ

昼休みは遅番のメンバーの出社とともに2〜3人が交代でとります。近くの店でランチしたり、休憩室でお弁当を食べたりします。

14:00

来店したアシックス社員と意見交換

開店中は引き続き接客を担います。この日は本社の開発社員が来店したので、新商品の販売状況を報告しました。

来店したアシックス社員と意見交換

16:00

集荷分の発送手配

夕方前には各直営店間の商品の移動など、商品の発送準備を行い、宅配業者へ届けます。

18:00

退社(早番)

早番の場合はここで退社。遅番の場合は引き続き、接客します。

21:30

閉店後に終礼。ディスプレイの変更なども

閉店後は終礼でその日の売上を確認し、明日以降の予定や業務改善についての意見交換などを行います。ディスプレイの変更なども閉店後に行います。