現在所属している次世代技術開発チームでは、将来の消費者ニーズに合うような新しいものを作り出すための研究を行っています。商品でいうと、3、4年後に生きてくるような研究で、その中でも今は、新しい試作技術について検討しています。具体的には、コンピュータ上で設計図(3D CAD)を作り、デジタル技術を駆使してシューズのソールなどを作製する、そのプロセスを研究しています。
従来は、複雑な形状や微細な形状のものを作製する際に、時間やコストを必要としていました。しかし、この試作技術を確立できれば、作製時間を短縮できるだけでなく、製品の検証をコンピュータ上で行えるようになるため、開発スピードと精度を向上させることにつながります。