地域戦略職

Interview Index

1 .仕事の内容

アシックスでは、アメリカやヨーロッパ、南米など、各地域のセールスやプロモーションなどを担う販社が、現地の市場動向やニーズに合わせた製品ラインナップや事業戦略を展開しています。地域戦略統括部は、そういった地域の売上の状況や市場動向を把握し、本社として販社の業績を向上させるためのさまざまなサポートを行うほか、本社と販社が情報共有を図るための橋渡し的な役割を担っています。シンガポール、マレーシア、タイを中心とした東南アジアとオーストラリアが私の担当地域。主に各販社のCEOやCFO、マネジャーたちとコミュニケーションを取りながら必要なデータ収集し、本社主導の新たなビジネス戦略の立案などにつなげています。

販社とのやりとりはすべて英語。学生時代は英語を日常的に使うグローバル企業への就職を目指していたこともあり、今の当たり前に英語を使うポジションは、まさに私が望んでいた環境です。英語をツールにさまざまな国・地域の人たちと日々コミュニケーションを取りながら一緒に仕事ができることは、自分を成長させてくれる、いい意味での“刺激”になっています。

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2 .キャリアパス(海外経験)

入社当初は人事部に所属し、新卒採用担当として、学生にアシックスの魅力を伝えるために国内を飛び回り、インターンシップや内定者研修プログラムの運営・企画に携わっていましたが、2年目で今の部署から声を掛けてもらい、異動しました。日本人を相手に日本語で話す仕事から、販社の経営陣を相手に英語でコミュニケーションをとり、立案したビジネスの数字や成果が求められる仕事へ。経験のない若手の私に務まるのか、少なからず不安はありました。でも、年齢が若く、経験も足りないのはどうしようもないこと。それを理由に、自ら望んだチャンスをふいにしたくはありませんでした。私はこのポジションで全力を尽くすのみ。そんな思いで異動を決意しました。

最初は、「2年目の若手が何を言ってるんだ…」という周囲からの評価を気にし、行動に移せない臆病な自分との葛藤が多くありました。でも、日々のやりとりはもちろん、海外出張で販社や現地を視察し、経営陣や社員ともコミュニケーションを取る中で、経験・知識に乏しい自分だからこそできることは何か」を常に問いながら、試行錯誤を繰り返し、一つ一つ目の前の課題を解決していくプロセスに、仕事手ごたえを感じ始めています。また、年齢や経験、出身国もさまざまな販社のメンバーとの仕事は、新たな価値観や考え方に出会えるチャンスにあふれています。広がっていく人と人のつながりから、新たなビジネスを生み出していきたいと考えています。

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3 .海外との仕事で印象に残っていること

私が担当する東南アジアは、販社を設立してからの日が浅く、今後の成長が見込めるエリアです。現在私が手掛けているのは、東南アジアでのシェア拡大を目指す新たなビジネスプロジェクト。何を目標に、どこで、誰をターゲットに、どんなことを、どれくらいの予算で行うのか、各地域のデータを収集し、一から企画を考えるミッションに取り組んでいます。

プロジェクトの実現に向けて日々奮闘中ですが、日本と同じアジアでも、国によって状況がまったく異なることをあらためて実感しています。たとえば、蒸し暑い国ではランニング人口が少なく、アシックスの強みであるランニングシューズの認知度を上げるのが大変だったり、地域によっては、そもそもサンダルで生活する人が多く、シューズを履くメリットから伝える必要もあったり…。今は販社のマーケティング担当からアドバイスをもらいながら、より現地向けになるようプロジェクトの最適化を進めています。

これらの仕事を通じて、世界には私の知らない文化や価値観があること、そして今の自分にできないことがたくさんあることにも気づかされます。でも、その気づきのおかげで、乗り越えるべき壁が明確となり、何をどう努力すれば乗り越えられるのかも見えるように。グローバルを舞台にしたこの仕事だからこそ得られる“刺激”が、私の成長の糧になっています。

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4 .やりがいを感じた瞬間

経営から事業戦略までさまざまなサポートを行いながら、販社の業績を伸ばすことがこの仕事のミッションです。だからこそ、現地の視察時に社員がイキイキと働く様子を見ることができた時や、テレビ会議などで楽しそうに仕事の成果を話してくれる時は、「彼らのために頑張りたい!」というモチベーションが高まります。また、そういった笑顔を見るために、自分で一から企画を考え、その実現に向かって多くの人と一緒に仕事ができることにもやりがいを感じています。

アシックスは世界でビジネスを展開するグローバル企業ですが、その最前線に立つ社員がプロジェクトを企画し、行動することを是とする社風があります。上司のサポートのもと、私のような若手社員にもプロジェクトを任せてくれる点も魅力ですね。

5 .今後の目標

今の私は、販社の業績はもちろん、財務などの経営に近い部分まで把握できるポジションにいます。販社の各部署にまで及ぶような全体を俯瞰できる視座を得ることで、財務の知識が足りない、生産の知識が足りないなど、自分の弱点が見えてくるはずです。今後のキャリアを考えるなら、そんな弱点を克服できるような仕事に挑戦していきたいですね。そして成長のサイクルの中で、会社が「このポジションには金指が必要」と考えるような、期待される人材になっていくことが目標です。また、多くの出会いの中で、自分の興味も変わっていくはずです。その時の自分の「おもしろそう!」「やってみたい!」という気持ちにも素直でありたいと思います。

6 .とある1日のスケジュール

7:30

出社前

インストラクター資格を有するヨガの指導練習。体調管理にもつながります。

9:30

出社・メールチェック・情報収集

前日の退社後に届いたメールをチェック。最新のビジネスやファッション情報に触れるため、各種オンラインメディアに目を通します。

出社・メールチェック・情報収集

10:00

情報収集・資料作成

担当地域の販社メンバーや本社の各部署からの情報収集や、集めたデータを用いた各種ミーティング・新規事業用の資料作成を行います。

12:00

昼休み

本社内のカフェテリアで部署のメンバーや同期、後輩とランチ。一人暮らしでは摂取しにくい野菜や魚を中心にメニューをチョイスしています。

昼休み

13:00

社内の情報収集

新規事業企画に役立つ情報を仕入れるために、他部署へ資料提供のお願いやヒアリングへ伺います。

14:00

ミーティング

担当地域の販社のメンバーとミーティング。前月の売上状況を振り返り、翌月以降のアクションを検討。販社から得た情報は、本社の各部署とも共有します。

16:00

報告

イベント企画等の担当業務の進捗状況をマネジャーに報告。

17:00

資料作成

マネジャーからのアドバイスを参考に、さらに情報収集・資料作成を進めます。

18:30

退社

スケジュールを確認し、翌日のToDoリストを作成して帰宅。

19:00

社内のヨガクラブ活動

隔週火曜日には社内のヨガクラブ活動へ。普段なかなか接する機会のない他部署の大先輩の方々との繋がりを作る良いきっかけにもなります。

社内のヨガクラブ活動