新入社員向けプログラム 受講者インタビュー

<新入社員研修>

・入社時
社会人としての基本的なマナーやビジネススキル、アシックスの社員として働くための必要な知識を習得するための研修プログラムを用意しています。



<新入社員フォローアップ・プログラム>

・入社半年後
・入社2~3年目

計2回のフォローアップのプログラムを用意しています。学び習うステージから、自律的にキャリアを形成するステージにシフトする中で、持ち味を活かし、組織貢献と自己成長を実現するための、スキルとマインドを醸成していきます。


 

1.仕事内容

15歳の頃、偶然出会った1枚の浮世絵に心を奪われたことが、私が日本に興味を持ったきっかけです。母国フィンランドにいた時から日本語の勉強を始め、大学時代も留学生として日本に滞在。その後、日本の大学院にも進学し、就職は日本で…と考えていました。アートや服飾に興味があり、その勉強もフィンランドでしていましたが、大学院での合同説明会でアシックスと出会い、「アパレルの開発もできる」という人事担当者の言葉に興味を持ち、入社を決めました。実は日本の就活や面接が苦手で、アシックスの面接では一言も話せないくらい緊張したのですが、人事担当者から「あなたのペースでいいよ」と言っていただけたことが、どれだけ救いだったか! 大好きな日本で働きたいと思っていましたので、採用の連絡は本当にうれしかったです。

入社後はアシックスブランドの一つ、アウトドアカテゴリー・ホグロフスのアパレル開発チームの配属となりました。服飾の学びを活かしながらウェアの開発にたずさわる仕事は面白く、やりがいを感じていました。その後の部署異動で、一旦はアクセサリーや小物関係など、ウェアから少し離れた業務を担当していましたが、もっとウェアに関する知識・経験を得たいと思い、社内公募※でオニツカタイガーのアパレル・エクイップメントチームへ。現在は製品を販社へ納期通りに届けるデリバリーの管理や、品質で問題があった時の検査などを担当しています。

※社内公募…社内で広報されるポジションに応募できる制度です。個々の人財を有効活用し、社員個人の意欲とその能力を最大限に活かすことを目的としています。


2.新入社員研修で学んだこと

新入社員研修は、入社後の一定期間を同期とともに研修施設で過ごし、学生から社会人、そしてアシックスの社員として働くために必要なことを学ぶプログラムです。工場やサプライヤーを訪問しながら、アシックスの理念や組織、製品を学ぶ機会もあります。同期とは長い時間を過ごすだけに絆が深まりましたし、これまで私はアシックスについてそこまで深く知る機会がなかったため、会社の歴史や事業内容はとても興味深かったです。

フィンランドと日本では、働くことへの意識が異なります。フィンランドはどちらかと言えば自分のことが仕事の中心ですが、日本は周りの人に気を配り、意見をシェアします。こういった研修で学んだ仕事への取り組み方は、配属後により強く実感でき、チームのメンバーや開発の次のプロセスのことを考えて仕事に取り組むようになりました。


3. 新入社員フォローアップ・プログラムで学んだこと

アシックスでは新卒入社2~3年目の社員を対象に、これまでの仕事の振り返りをはじめ、これからのキャリアについて考える新入社員フォローアップ・プログラムが行われます。新入社員研修で過ごした仲間たちも各部署で活躍していて、その成長した姿を見ることができたことは励みになりましたし、プログラムの内容も充実していました。

実はホグロフスのアパレル開発チームから離れて以来、本来自分が実現したかった仕事ができていないことに、焦りと不安を覚えていました。でも、研修では自分自身と向き合い、動機の源泉を探るプログラムがあり、何が自分のモチベーションとなるのかを客観的に理解する機会がありました。そして、自分のモチベーション次第で、どんな仕事にも得るものがあり、チャンスも引き寄せられることに気づくことができたのです。先輩社員の講義でも、2~3年目に多くの人がキャリアについて悩み、乗り越えたエピソードを聞くことができました。私だけが悩んでいるわけではないという安心感もありましたし、モチベーションが下がった時こそ、それを乗り越えることで成長と成功があることを学び、受講後は意欲的に仕事へ取り組めるようになりました。


4.今後のキャリアプラン

今の私の目標の一つは、将来的にアシックスでアパレル開発にたずさわることですが、人生をかけて実現したいことがあります。それは、業界全体の仕組みを変え、新たなアパレル文化を創出すること。大量生産・大量消費のシステムではなく、環境にやさしい素材を使うといった、サステナブルな方向にシフトさせたいと考えています。フィンランドでは“よいモノを長く使い続ける”という伝統があります。アシックスで働くことによって、母国の伝統を活かし、発展させながら、よりよいモノづくりの環境を生み出すことが、新たな目標になりました。リサイクルポリエステルを使った製品づくりや、生地裁断を工夫することで余剰生地を出さないといった取り組みなど、私にも実現できることはきっとあるはずです。

ものづくりのプロセスから、お客様が製品を使い終わった後のことまで、今はまだまだ私には知識も経験も足りません。今後さまざまなポジションで経験を積み、自らの夢に一歩ずつ近づきたいと思います。目的を持って仕事に取り組み、モチベーションを高くキープすることで、チャンスは必ず訪れるはず。それが新入社員フォローアップ・プログラムで学んだことであり、アシックスで活躍する多くの方々の共通マインドだと思います。