お知らせ さらに詳しく

長年の提携先である国際NPO「Right To Play」と協力 スポーツを通してシリア難民の子ども達を支援する プロジェクトを開始

2018.12.07 PRESS

 アシックスは、このたび、国際NPO「Right To Play(ライト トゥ プレイ、以下RTP)」と協力し、レバノンで暮らすシリア難民の子ども達が、前向きに生きられるよう支援するプロジェクトを開始しました。
 本年5月から販売した創業者の鬼塚喜八郎(2007年逝去)生誕100周年を記念した製品について、1点ごとに10米国ドル相当、計10万米国ドルをRTPに寄付しました。10米国ドルごとに、RTPが提供するスポーツプログラムに子ども1人が10週間参加することができます。


 鬼塚喜八郎は、スポーツを通じて若者たちの健やかな心身の成長を支えたいという思いから、1949年にアシックスの前身である鬼塚株式会社を設立しました。また、当社の創業哲学である「健全な身体に健全な精神があれかし」を基にしたブランドメッセージ「I MOVE ME」には、「アシックス」ブランドを通じて体を動かし、活力や幸福感を得るなど心の充実を感じて欲しいといった意味を込めています。 
 一方、RTP は、恵まれない状況にいる子ども達が希望をもって生きられるよう、スポーツと遊びのプログラムを通して、世界の子ども達を支援する活動を行っています。

 レバノンにおける今回のプロジェクトは、双方のビジョンが一致することから実現しました。 
 今後も、RTPと連携し、子ども達の遊びやスポーツへの参加を支援することで、子ども達が心身ともに健康になり、生きていくために必要なスキルを身に着け、自らが平和な地域社会を築いていけるようになることを目指します。

〇株式会社アシックス代表取締役会長 CEO 尾山基のコメント 
  鬼塚喜八郎は、人々が健康で活動的な生活を送り、より幸せになることを助けるべ
 く、アシックスを創業しました。今回のRight To Playとの共同プロジェクトは、スポーツ
 には人々の生活と社会全体を向上させる力がある、というアシックスの信念とその取り組
 みを
示すものです。 多くの点で当社と同じ価値観を持つRight To Playとともに、「I
 MOVE ME」の精神を共 有し、レバノンに避難している子ども達を支援してまいりま
 す。

〇Right To Playについて
  Right To Playは世界15カ国において、戦争、病気、貧困に苦しむ子どもや若者の生活向
 上を目指す国際的な団体で、遊びを通して学習や成長を促すユニークな手法のパイオニア
 です。ゲーム、創造的な遊び、スポーツ、子どもが自作した遊びを通して、質の高い教
 育、健康と幸福、男女平等、児童保護、平和な社会の実現に寄与する教育を施します。
 RTPのプログラムは、訓練を受けた3万人以上にのぼる地元教師やボランティアのコーチが
 率いる、費用効率が高く持続可能で人生を変えるものであり、世界中で週に100万人以上
 の子ども達に提供されています。


レバノンのプロジェクトに関する詳細: 
          https://www.asics.com/jp/ja-jp/mk/right-to-play

Right to Playに関する詳細:
             https://www.righttoplay.com/en/

PDF版のダウンロードはこちら

プレスリリースに戻る