株式会社ディケイエイチとランニングフォーム分析アプリを共同開発
2017.11.02 PRESS
アシックスは、このたび、株式会社ディケイエイチ(マネージメントサービスグループ 本社:東京都千代田区、代表者:中村明弘、以下「DKH社」)と、スマートフォンでランニング中の動画を撮影するだけで、ランニングフォームを分析できるiPhone用スマートフォンアプリ「Run-DIAS(ランディアス)」を共同開発しました。本アプリは2017年11月にDKH社からリリースされる予定です。
「Run-DIAS」は、撮影された映像をクラウド上のAI(人工知能)で自動解析して関節位置を割り出し、認識した関節位置データからフォームの分析・評価を行う無料のスマートフォンアプリです。
○アプリの特長
1.アシックス独自のランニングフォーム分析・評価のアルゴリズム
本アプリでは、アシックスが蓄積したランニングフォームに関するデータや知見を活用し、独自のアルゴリズムによってランニングフォームの分析・評価を行います。14箇所の関節位置データから、「ストライド」「ピッチ」「上下動」「体幹の前傾」「腕の振り幅」「脚の振り幅」の6つの項目について数値を割りだして評価し、平均と比較した際の傾向を自動的にフィードバックします。
2.最先端の動作解析技術
人工知能を活用して、撮影された映像をクラウド上で自動解析し、関節位置を割り出します。動画をアプリ上で撮影するか、もしくはスマートフォンに予め保存された動画をアップロードすると、数分で分析結果がスマートフォン上に表示されます。従来のアプリのように手動で関節位置を割り当てる作業などは不要で、また、特別な機材を必要としないため、手軽にランニングフォームの分析ができます。
当社は、中期経営計画「ASICS Growth Plan (AGP) 2020」で「デジタルを通じたスポーツライフの充実」をコア戦略の1つに掲げ、デジタルの力を活用し、お客さまがスポーツから得る充実感をさらに高めることを目指しています。今後もデジタル技術を駆使した最先端のサービスを創出し、お客さまのスポーツ体験に新たな価値を提供していきます。