江戸時代からの伝統技術を現代風にアレンジ 「オニツカタイガー」ブランドから 「さんさ裂き織り工房」とコラボレーションしたシューズを発売

　アシックスジャパンは、「オニツカタイガー」ブランドで、岩手県盛岡市にある株式会社幸呼来Japan（さっこらじゃぱん）の「さんさ裂き織り工房」ブランドとコラボレーションしたシューズ３品番を、６月３日から国内直営店「オニツカタイガー」表参道、渋谷、心斎橋、名古屋、神戸の各店とオニツカタイガーマガジンオンラインストアで発売します。

　メーカー希望小売価格は、１４，０００円＋税と１５，０００円＋税です。

　今回のコラボレーションは、江戸時代から伝わる伝統技術「裂き織」を駆使し余った布に新しい命を吹き込む、株式会社幸呼来Japanが提唱する「さっこらproject」※の一環として企画しました。

　「裂き織」は、東北地方に古くから伝わる技術で、木綿が貴重だった時代に生まれた「暮らしの知恵」です。布を細かく裂いてよこ糸をつくり、織り機で一段一段丁寧に織り込んでいきます。その工程のほとんどが人の手で行われており、人の手を通じて、ものを愛おしむ気持ちも一緒に織り込まれています。だからこそ、機械では表現しにくい暖かみのある独特な風合いを生み出しています。

　今回は、オニツカタイガーの定番モデルとして人気の「ＭＥＸＩＣＯ ６６（メキシコ ６６）」と「ＬＡＷＮＳＨＩＰ ２．０（ローンシップ ２．０）」をベースしたタイプを用意しました。「ＭＥＸＩＣＯ ６６」は、アッパー（甲被）全体にカラフルで色鮮やかなブルーやレッドの「裂き織」を縫い合わせています。「ＬＡＷＮＳＨＩＰ ２．０」は、ホワイトのアッパーに、ボーダー調に縫い合わせた「裂き織」をサイドに取り入れています。

　いずれも、「地域の伝統技術をサステナブルに」をテーマに、東北の織り子たちによって作られた「裂き織」を採用しています。

※アパレルメーカーなどで生産された際に余った布を、東北の織り子たちの技術によって「裂き織」にし、新たな魅力をもった生地として再利用する、サステナブルでエコ・リサイクルな商品を生み出すプロジェクトです。

○商品概要

○オフィシャルムービー

https://www.youtube.com/watch?v=T5MtONgqxbk

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