第6回神戸マラソンにおける ウェアラブルデバイスを使用した実証実験の実施について
2016.11.02 PRESS アシックスは、当社が協賛する第6回神戸マラソン(開催:11月20日、主催:兵庫県、神戸市、兵庫県教育委員会、神戸市教育委員会、一般財団法人兵庫陸上競技協会)で、神戸市と協働しウェアラブルデバイスを使用した市民ランナー参加型の実証実験を行います。
本大会に出場するランナーを対象に、ウェアラブルデバイスを用いて、ランナーの現在地やランニングペースを計測および通知するサービスや、前方を走るランナーによる後続のランナーへのリアルタイムコーチングなどの実験を実施します。また、ヘッドマウントディスプレイを活用したバーチャルランニング体験の実証実験を行います。
〇各実験のイメージ
BLEタグを用いた「Run & See」実証実験
HMDによるバーチャルランニング体験
腕時計型ウェアラブルデバイスを活用したコーチング
今後も、同様の取り組みを当社が協賛する各種スポーツイベントで実施し、IoTを用いた新たなスポーツの楽しみ方や効率的なトレーニングサービスの提案などにつなげていきます。
○実施概要
【実施日時】
平成28年11月20日(日)9:00~16:00
【開催場所】
第6回神戸マラソン会場内(実験①、③)
ポートアイランド市民広場 フィニッシュパーク(実験②)
※フィニッシュパークの実験運営ブースは10:15~16:45
【実験内容】
実験① BLEタグを用いた「Run & See(ランナーの現在地およびランニングペースの計測)」実証実験
神戸市、株式会社アシックス(以下アシックス)、株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)の3社共同により実施します。BLEタグ(低電力ブルートゥース)をランナーに携帯してもらうことにより、家族のスマートフォン(Android端末のみ)および実験運営ブースのモニターでランナーの位置を確認することができます(モニターには実験運営関係ランナーの情報のみ表示され、協力ランナーの情報は家族のスマートフォンにのみ表示されます)。
一連の計測は「神戸市ドコモ見守りサービス」におけるドコモの提供システム・技術を活用して実施します。
実験② HMD(ヘッドマウントディスプレイ)を用いたバーチャルランニング体験
フィニッシュパークに、アシックスと神戸市で実験運営ブースを共同出展し、HMDを用いたバーチャルランニング体験を行います。マラソンに参加されない方や、普段あまり運動をされない方も、神戸の美しい風景の中でのランニングや、神戸マラソンの臨場感を楽しむことができます。
実験③ 腕時計型ウェアラブルデバイスを活用したリアルタイムコーチング実験
準天頂衛星の位置情報受信デバイスをコーチ役のランナーが装着し、後続のランナーが装着する腕時計型ウェアラブルデバイスにコース攻略を送伝するリアルタイムコーチング実験を実施します。また、天候情報やペース測定などのアドバイスをデバイスが自律的に行います。
○ウェアラブルデバイスと実証事業協力者の募集
11月2日(水)から14日(月)10:00まで、実証実験の協力ランナーを募集します
【募集内容】
実験① BLEタグを用いた「Run & See」実証実験の協力ランナー
【募集人数】
約50名(一般公募:応募多数の場合は抽選とします)
【申込方法】
アシックス ウェアラブルサイト http:// wearable.asics.com に掲載
※こちらは開発中の技術の実証実験であり、必ずしも実験の成功を保証するものではありません。また実証実験は予告無く内容や実施時間の変更、中止される場合があります。
○神戸市ウェアラブルデバイス推進会議のページ
http://www.city.kobe.lg.jp/information/project/innovation/wearable/promotion.html