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ウェアラブルデバイスを用いた 新たなスポーツ体験のシステムを公開

2016.02.24 PRESS

 アシックスは、このたび、スポーツにおけるプレーヤーの行動や状況を、パソコンやスマートフォン上でリアルタイムにモニタリングできる2つのシステムを新たに開発しました。これらのシステムを使った実証実験を、2月28日に東京・銀座にある直営店のアシックスストア東京で公開します。

 システムのひとつは、GPS測位を活用してプレーヤーの位置、行動を5秒単位で追跡し、ブラウザ上で複数の人がリアルタイムにモニタリングできるものです。NECソリューションイノベータ株式会社(所在地:東京都江東区)の協力により実現したもので、内閣府が運営する準天頂衛星「みちびき」の高精度測位情報を活用することもできます。

 一方は、株式会社リコー(所在地:東京都中央区)製の360度カメラ「THETA」を装着したプレーヤーが、スポーツを行う際に全天球動画を撮影し、その動画を遠隔に設置されたパソコンへリアルタイムに送信することで、競技状況をモニタリングできるものです。今回、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(神奈川県横浜市)の協力を得て、全天球動画のリアルタイム送信、遠隔モニタリングの技術をスポーツ用品業界で初めて構築しました。このシステムを使い、遠隔でプレーヤーの状況をモニタリングできるだけでなく、受信動画を没入型ディスプレイ内で再生することで、そのスポーツを疑似体験するといった活用も目指します。

「THETA」を使ったモニタリング 左上:プレーヤー 右上:体験者 下:全天球動画

〇アシックスストア東京での実証実験の公開時間

 1回目 9:00- 9:40

 2回目 11:30-12:00

 3回目 13:30-14:00

※被験者は当社関係者です。一般の方の体験会ではありません。

※天候やその他の都合により、予告なく内容の変更または中止となる場合があります。

 これらのシステムを応用し、将来的には、スポーツをするのが困難な方などにもスポーツの感動や達成感を感じていただけるサービスの開発などを目指します。

 当社は今後も、これらスポーツIoT技術を積極活用し、新たなスポーツの楽しみ方を多くの方々に提供していきます。

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